両チームのルーキーが躍動…GL最下位の柏と首位仙台は1-1ドロー

柏はホームで仙台と1-1の引き分け

[5.22 ルヴァン杯グループリーグ第6節 柏1-1仙台 三協F柏]

　ルヴァンカップのグループリーグ第6節が22日に開催され、B組では柏レイソル(J2)がホームでベガルタ仙台(J1)と1-1で引き分けた。

　すでにグループリーグ敗退が決まっている最下位の柏と、首位通過を確定させている仙台の対戦。先制したのは柏だった。

　前半26分、この試合がトップデビュー戦となる19歳ルーキーのDF杉井颯が高い位置で仙台GK川浪吾郎のパスをカット。PA手前左でボールを受けたFW瀬川祐輔のパスは相手に阻まれるが、瀬川がこぼれ球を自ら拾ってボックス内に切れ込み、左足を振り抜く。豪快なシュートがゴール左上に突き刺さり、瀬川の今大会初得点で1-0とした。

　仙台は後半10分にDF大岩一貴との交代でFWジャーメイン良を投入。さらに同21分、DF照山颯人に代えてMF道渕諒平をピッチへ送ると、同34分に待望のゴールが生まれる。

　道渕が左サイドの深い位置から低いクロスを送り、ニアのジャーメインがヒールで流す。ファーのFW田中渉が左足で流し込み、同点弾を奪取。18歳ルーキーの田中は、これがプロ初得点となった。

　試合はそのまま1-1でタイムアップ。首位の仙台は3勝3分の無敗でグループリーグを終えた。なお、仙台のプレーオフステージの相手はC組2位の名古屋に決定。アウェーでの第1戦は6月19日、ホームでの第2戦は同26日に行われる。
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