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「偉大で強い」チリとの“再戦”…森保Jが狙うは「最低限でも勝ち点1」

ゲキサカ / 2019年6月17日 9時6分

会見に出席したMF柴崎岳と森保一監督

 大会2連覇中のチリ代表が初戦の相手。いきなり難敵と激突することになった日本代表の森保一監督は、「最低限でも勝ち点1を取れるような粘り強い戦いをしたい」と意気込みを示した。

 チリは15年、16年に開催された同大会を連覇。3連覇を狙って今大会に臨んでくるチームにはFWアレクシス・サンチェス(マンチェスター・U)やMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)と言った世界的な名手が顔をそろえており、当然のように指揮官も「どれだけ強いチームかは認識している」。

「チリのことをどれだけ分かっているかを、お伝えすることはできないが、コパ・アメリカを連覇しているチームということだけで、そのチームがどれだけ偉大なチームか、強いチームか認識している」

 そんな強者に対し、選手たちに臨むことは「チャレンジ精神を常に持ち、勇敢に、そして粘り強く戦って勝利を目指し、戦い抜いてほしい」ということ。そして、今後の戦いにつなげるためにも「最低限でも勝ち点1を取っていけるような粘り強い戦いができればと思っている」と、まずは勝ち点の獲得を目指す。

 昨年9月のキリンチャレンジ杯チリ戦が自身の初陣となる予定だったが、北海道胆振(いぶり)東部地震の影響で開催が中止となった。「試合自体が流れたことは当然だった。ただ、世界の強豪であるチリと対戦できなかったのは残念でした。それが、コパ・アメリカで対戦できることは非常に嬉しく思っている」と“再戦”に喜びを表しつつ、「自分たちの立ち位置を知るため、力を図るための試合にしたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集
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