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[MOM2905]矢板中央FW多田圭佑(2年)_2発!期待の点取り屋が栃木決勝で得点感覚披露

ゲキサカ / 2019年6月20日 22時59分

前半33分、矢板中央高FW多田圭佑が右足でゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.20 インターハイ栃木県予選決勝 矢板中央高 3-0 真岡高 栃木県グリーンスタジアム]

 期待の点取り屋が栃木決勝で得点感覚の高さを披露した。矢板中央高FW多田圭佑(2年)はキレのあるドリブル突破や得点力が魅力のストライカー。今大会準決勝では決定的なシーンでやや慌ててしまった部分があったようだが、決勝では修正し、ボールの置きどころの良さと正確なシュートで2ゴールをマークした。

 まずは前半33分、MF左合修土(3年)のスルーパスに右中間で反応すると、右足シュートをファーサイドに決める。「落ち着いて流し込めたので良かったです」という多田は、前半アディショナルタイムにも相手のミスパスを右中間でインターセプト。同じような位置から今度は右足シュートをニア上に突き刺した。

 多田は「ニア上のシュートを練習していたので、こういう舞台で決められて嬉しいです」と笑顔。ドリブルについては大会前にSHを務めていた際に「『どんどん前に仕掛けろ』と言われていたのでそこで自信がついた」というが、しっかりとシュートをコースに蹴り分ける力も示して見せた。

 シーズン開幕前からその得点力に期待を寄せていた高橋健二監督は「スピードもあるし、嗅覚、得点感覚もある」と評価する。また、エースFW久永武蔵(3年)も「練習中に(自分と)2人で話していることが多くて連係や何したいのかとか、上下関係とか関係なく話してくれるし、話せるんでやりやすい」と語るように、2トップを組む先輩と会話を重ねながら連係を磨き、現在は爆発間近の雰囲気を漂わせている。

 もちろん、課題はまだまだある。「もっとゴール前で落ち着けるところと頭でも決められるようにしたいし、味方のクリアボールとかを収めて時間を作れるようになりたいです。もっと練習しなければいけないと思います」。オフ・ザ・ボールの動きや献身的な守備はブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが参考。高校進学後初の全国大会までにより成長して大舞台で力を発揮する。

「初の全国なので自信を持って、自分の出せる力を出して、チームの勝利に貢献できたらと思います」。よりレベルの高い全国のDF、GKを攻略してゴールを奪うか、注目だ。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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