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ブラサカ日本代表が格上の地元・トルコに執念のドロー!2点ビハンドから追いつく

ゲキサカ / 2019年6月24日 15時3分

試合後、力を出し切った両チームはお互いの健闘を称えた(提供:日本ブラインドサッカー協会)

【アンカラカップ】(トルコ)
[グループリーグ第3戦 日本代表2-2トルコ代表A]
得点者
トルコ選手(前半8分、9分)
黒田智成(前半11分)
川村怜(後半6分)

[先発メンバー]
GK佐藤大介(たまハッサーズ)
FP川村怜(Avanzareつくば)
FP黒田智成(たまハッサーズ)
FP田中章仁(たまハッサーズ)
FP佐々木ロベルト泉 (Avanzareつくば)
監督 高田敏志
ガイド 中川英治

 トルコ遠征中のブラインドサッカー男子日本代表が現地時間23日、第3戦で地元・トルコ代表と戦い、2-2で引き分けた。前半9分までに2点を奪われる苦しい展開から、黒田智成、川村怜がゴールを決めて、引き分けに持ち込んだ。

 前半8分、相手にCKを与えると、ドリブルで中央に攻め込まれそのままシュートを浴びて先制を許し、続く前半9分にも失点した。しかし、その2分後の同11分、相手陣内高い位置でボールを奪った黒田が1人ディフェンスをで追いながら左足でシュートを放ち、1点を返して反撃ムードを作る。さらに後半6分、壁際での接戦からボールを奪った川村がそのまま相手をかわしながら中央に切り込み、同点弾を決めた。その後も日本はトルコゴール前まで再三、攻め込んだが、勝ち越すことはできなかった。

 3試合目で初めて失点したGK佐藤大介が振り返る。

「簡単に勝てるような相手ではないことは試合前から分かっていた。いいリズムで試合を運んでいたところで2失点目を決められた直後、チームの雰囲気をもう一度引き締めたいと思っていたところで、(佐々木)ロベルト(泉)が声をかけて落ち着きを取り戻せたと思う。守備はいい距離感を保ちながらコンパクトにいけていたが、隙を突かれて失点してしまいました。失点シーン以外は後ろの選手(田中章仁や佐々木ロベルト泉)としっかりと連携を取れていたので、それがいい攻撃につながったと思う。負けなかったのは良かったが、決め切れなかったのがチームとしての課題ですが、今日は自分たちの良さも課題も出た試合で、とても勉強になりました」

 前半、トルコに先制点を奪われる前にPKを得たチャンスで川村が決めきれなかったり、2-2と追いついた後、スピードを生かしたドリブルを見せた黒田もゴール前まで侵入しながらシュートを打ちきれなかったりとあと1本を決めきる決定力不足の課題は解消されていない。しかし、最新の世界ランクで順位を4つ落とした13位の日本が、ブラジル、アルゼンチン、中国に次いで同ランク4位にあがったトルコに2点リードを許しても、立て直して追いついた粘りは成長の証だ。高田敏志監督もこう振り返る。

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