これが王者の“勝ち筋”…鹿島MF三竿「リーグ戦の1試合とは違う」
ゲキサカ / 2019年6月26日 0時4分
[6.25 ACL決勝T1回戦第2戦 広島3-2鹿島 広島広]
結果的には薄氷を踏みながらの8強進出となったが、前回王者の鹿島アントラーズにとってはこれも一つの勝ち筋だった。MF三竿健斗は「アウェーゴールを与えず、アウェーゴールを取ったこと」とシンプルな勝因を指摘し、「修正すべきところはたくさんあるが、ポジティブに捉えている」と総括した。
昨季、初のアジア王者となった鹿島は決勝トーナメントに入って以降、明白な勝ちパターンを持っていた。それは第1戦のホームで先手を取り、第2戦のアウェーでかろうじて逃げ切るというもの。準々決勝の天津権健戦こそ合計スコア5-0の大差で勝利したものの、その他の対戦はいずれも第2戦が引き分け以下だった。
三竿が「去年はアウェーゴールで勝ち上がれたと思っている」と振り返ったように、そうした接戦で重要になるのがアウェーゴール。昨季は結果的にアウェーゴール差で勝ち進むことはなく、得失点差を守り切って勝ち進んでいたが、ホームの第1戦でアウェーゴールを許さないことにより、アウェーでの第2戦をより優位に進めることができていた。
そうした成功体験を知る三竿は今季も「決勝トーナメントに入ってからは2試合で1試合と考えている」とアジアの戦い方を認識。広島との決勝トーナメント1回戦を1-0で先勝し、第2戦でも相手より先にアウェーゴールを奪ったことで、「2失点までは許される」という余裕が準々決勝進出を大きく支えていたようだ。
着実に勝ち点を積み上げ、時には下位相手に大きく得失点差を稼ぐことも求められるリーグ戦に対し、ACLで求められるのは次のステージに進むこと。「リーグ戦の1試合とは違うし、こういうところがACL」(三竿)。この日の課題は「成長する材料が見つかった」と前向きに捉え、しぶとく8強決戦に挑んでいくつもりだ。
(取材・文 竹内達也)●ACL2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U-23日韓戦、ドロー決着なら異例のPK戦実施へ グループ順位決定巡り“珍事”の可能性
FOOTBALL ZONE / 2024年4月20日 7時10分
-
【五輪最終予選】U-23日本、決勝T進出!どうなる1回戦 対戦相手A組では豪州敗戦の波乱
スポニチアネックス / 2024年4月20日 3時17分
-
日本、決勝T進出もまだ喜べない! 22日の日韓戦ドローならPK戦で順位決定…2位通過なら準々決勝で開催国・カタール戦
スポーツ報知 / 2024年4月20日 3時3分
-
「いつも運が良いからとは限らない」 ELでも負けずで4強入りのシャビ・アロンソ監督がチームを誇る
超ワールドサッカー / 2024年4月19日 9時25分
-
EL大敗リバプールは「リーグ戦に集中すべき」 クラブOBは第2戦に二軍メンバー出場を進言
東スポWEB / 2024年4月12日 14時11分
ランキング
-
1大谷は打率メジャー首位と本領発揮も…「DH独占」でドジャース主力が出ずっぱりの憂き目
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 15時10分
-
2大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
3大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
4阿部巨人「特別バント練習」は恐怖の警告…大城が犠打連続失敗で監督激怒→スタメン剥奪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 11時10分
-
5大谷翔平は「日本の宝!」 語学留学、震災支援に続く“善行”に感動「最高です」
Full-Count / 2024年4月25日 16時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください