ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2019年7月19日 0時2分
ゲキサカでは7月21日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集! 「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿している川端暁彦氏による11人です。
川端暁彦氏:「日本クラブユース選手権(U-18)はタレントの宝庫と言える大会で、どの会場へ行っても将来プロになるような選手が観られるでしょう……というようなことをよく書いてきたのですが、現在はJ3リーグのU-23チームなどもあって高校生でJのピッチに立っている選手が『普通』になってきました。いつもは割りと奇をてらう選考をするのですが、今回はそんな現状も踏まえつつ、『ベタ』に選考しています」
以下、川端氏が注目する11人
GK上田樹(ツエーゲン金沢U-18、3年)
「昨年からトップチームでトレーニングを重ね、年代別日本代表にも選ばれるようになった加賀百万石の守護神。長い手足を活かしたセービングが光る。金沢のアカデミーは昨年の高円宮杯U-15で準優勝を飾るなど躍進著しいだけに、今大会でも台風の目となることが期待される」
DF望月ヘンリー海輝(三菱養和SCユース、3年)
「群を抜くポテンシャルを誇る超大型プレーヤー。U-18日本代表候補合宿では『課題ばかり』と周囲との差を痛感していたが、影山雅永監督は『それでも怯まず前に出て行く姿勢を見せてくれた』と姿勢の部分を高評価。持ち帰った課題を全国舞台で成長という形で披露したい」
DFノリエガ・エリック(清水エスパルスユース、3年)
「ペルーからやって来た身体能力抜群のストライカーは昨年末からDFへ本格挑戦。元々は守備的MFが主なポジションだったというだけに、虎視眈々と狙いを定め、ボールを狩り獲る感覚も持ち合わせる。空中戦の強さも折り紙付きで、王国・清水の城塞となっている」
DF半田陸(モンテディオ山形ユース、3年)
「すでにトップチームデビューも果たしているU-17日本代表のキャプテン。今大会もトップチームからお呼びが掛かれば不在になる可能性もあるが、やはりこのフィジカルモンスターの名前は挙げておきたいところ。冷静沈着かつダイナミックなプレーで観衆を魅了する」
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