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ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.2

ゲキサカ / 2019年7月18日 19時15分

DFノリエガ・エリック(清水エスパルスユース、3年)
「もともとペルーでの小中学生時代はボランチやセンターバックを務めていた中で、昨年までは守備の細かいタスクをこなし切れずにフォワード起用が多かったが、今シーズンはその課題も解消され、最終ラインに堂々と聳え立つ存在感は絶大。トップの練習で『あの2人に競り勝つのは難しいですね』というドウグラスや鄭大世とマッチアップしながら、高いレベルを経験している空中戦では、プレミアEASTの並み居るフォワードたちを圧倒し、攻撃面でもここまで4ゴールをマークするなど、得点源としても期待に応えている。なお、今回のコパ・アメリカでは『最初から負けると思われていたけど、これがサッカーですよね』と準優勝したペルーの躍進に大喜び。特にストライカーのゲレーロと、自らの古巣に当たるアリアンサ・リマ所属のGKガジェセの活躍には大きな刺激を受けたようだ」

DF福島竜弥(浦和レッズユース、2年)
「印象深いのは今シーズンのプレミアEAST開幕戦。清水ユース相手に守備面で対人の強さを発揮しつつ、果敢なオーバーラップでチャンスを演出。当時の上野優作監督も『福島は良くやりましたよ。僕としては非常に嬉しい』と負けた試合後に称賛する好パフォーマンスを披露した。『あの埼スタの6万人の観衆の前で是非やりたいと思ったし、それには一番の近道かなと思って』生まれ育った宮崎を後にして、浦和ユースへの入団を決意。今シーズンは左サイドバックとセンターバックを兼任しつつ、チームを最後尾から支えている。憧れはトップに所属する同じレフティの荻原拓也。『寮も一緒で、お風呂でも喋ったりしています』と笑顔で教えてくれた。

MF田邉光平(名古屋グランパスU-18、3年)
「小柄な体から放たれるパスは、常に絶妙なコースとスペースを辿っていく。今年のグランパスの心臓部分を担うのが10番を背負う“グラウンドマネージャー”の田邉。『ゲームキャプテンとしても10番としても、もっと責任を持って戦っていきたいですし、もっと得点やアシストにもこだわってやっていきたいです』とプレミアWESTでの10ゴール10アシストを誓っている。加えて、コンビを組む1年生ボランチ豊田晃大の攻撃力を生かすべく、『最近は守備を意識している部分が多い』と攻守のバランスを最優先に考えている印象も。チームスタッフも『ピッチ内外でよく周りが見えているし、課題に取り組む姿勢は周囲にとても良い影響を与えていますよ』と、その存在の大きさを称賛している。

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