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ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.2

ゲキサカ / 2019年7月18日 19時15分

FW山田恭也(ファジアーノ岡山U-18、3年)
「機能性の高いアタッキングサッカーをベースに、今大会のダークホースになり得る実力を有する岡山U-18。そのチームを束ねているのがキャプテンを務める山田だ。『みんな個性が凄く強いので大変ですけど、これをまとめたら凄く良い位置を狙えると思うので、やりがいはあります』と前向きな姿勢を口にするアタッカーの武器は、スピードに乗ったドリブル突破。『そんなに上手い選手ではないので、球際や切り替えとか、そういう地味な所を極めて、裏の抜け出しで勝負していきたいです』と謙虚な姿勢を崩さないが、右ウイングの山田を含めた強力3トップは全国の舞台でも十分通用する破壊力を秘めている。なお、イギョラ杯であるチームの選手を『アイツのレベルはマジでヤバいです。ウイイレじゃないかと思いました(笑)』と秀逸に表現してくれたのが面白かった」

FW高田颯也(大宮アルディージャU18、3年)
「今シーズンのプレミアEASTでもピカイチのドリブラー。一度加速し始めた高田を止めるのは、世代屈指のディフェンダーたちでも容易ではない。加えて、両足で蹴ることのできる高精度キックはシュートでもクロスでも威力を発揮。課題の守備面も『正直守備はあまり好きじゃないですけど(笑)、やらなきゃいけないなというのを改めて思っています』と意識の変化がプレーにも現れ始めた。高校進学時はさいたまにホームを置く2つのJクラブに練習参加した上で、『コーチや先輩たちが本当に優しく接してくださって、「良いチームだな」と思って決めました』と振り返るアルディージャへの思い入れも強く、決勝で敗れた昨年大会の悔しさを優勝で塗り替える覚悟も整っている」

FW小林里駆(FC東京U-18、3年)
「ここまでプリンス関東では6ゴールを挙げているが、その内の3ゴールは1-0という最少得点差で勝利した試合の決勝ゴール。シーズンが始まる前に『フォワードである以上は結果で示していきたいと思います』と口にした通り、大事な得点を奪えるフォワードとして1年でのプレミア復帰が至上命令のチームを文字通り牽引している。その研ぎ澄まされつつある得点感覚もさることながら、一番の特徴は狭いスペースでもドリブルで突っ込んで行ける、アグレッシブな推進力。既にスタメン出場を果たしているJ3では、3人を剥がしていくドリブルを披露したゲームもあり、プロでも十分通用することも証明済み。比較的控えめな感じで優しく喋る雰囲気と、プレースタイルのギャップも伝えておきたいポイントの1つ」

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。Jリーグ中継担当プロディーサーを経て、『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。ゲキサカでコラム、『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』を連載中。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」
▼関連リンク
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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