金崎夢生が古巣からゴールも…鹿島が最下位・鳥栖に競り勝ち3連勝
ゲキサカ / 2019年7月20日 20時28分
[7.20 J1第20節 鹿島2-1鳥栖 カシマ]
鹿島アントラーズはホームでサガン鳥栖と対戦し、2-1で競り勝った。1-0の前半26分、昨季途中まで所属したFW金崎夢生に同点ゴールを決められた鹿島だが、同35分にMF白崎凌兵が決勝点。リーグ戦3連勝で6試合負けなし(4勝2分)となった。
2連勝中の鹿島は前節の仙台戦(○4-0)から先発3人を変更。GKクォン・スンテ、MFレオ・シルバ、MF土居聖真の3人が欠場し、代わってGK曽ヶ端準、MF名古新太郎、FW伊藤翔が先発した。曽ヶ端は12試合ぶり、名古は4試合ぶり、伊藤は2試合ぶりのスタメンとなった。
最下位の鳥栖は前節の広島戦(●0-2)から先発4人を変更。FWフェルナンド・トーレス、MF高橋秀人、MF安庸佑、DF小林祐三がベンチスタートとなり、柏から期限付き移籍で加入したDFパク・ジョンスが移籍後初先発を果たしたほか、MF福田晃斗が2試合ぶり、MF三丸拡が4試合ぶり、FW豊田陽平が6試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]
鹿島は前半12分、伊藤の強烈な右足ミドルが右ポストを直撃して真横に飛び、左ポストを叩いて跳ね返った。わずかなところでゴールとはならなかったが、同19分にカウンターからMFレアンドロがドリブルで持ち上がると、ゴール前にパスしたこぼれ球に自ら詰めたところでDF高橋祐治のスライディングタックルに引っかかった。これがPKの判定となり、自らキッカーを務めたレアンドロが冷静にGKの逆を突いてゴール右に流し込んだ。
先制を許した鳥栖だが、失点から3分後の前半23分、同点に追いつく。左サイドでボールを受けた金崎がドリブルで中央に切れ込み、右足でシュート。これに逆サイドからMF松岡大起が飛び込んだが、ボールはそのままゴール右隅に吸い込まれた。松岡の位置がオフサイドだったとして副審の旗が上がったが、家本政明主審は越智新次副審と協議の上、松岡はボールに触れておらず、その飛び込みも相手のプレーに影響は与えていないとして鳥栖の得点を認めた。
鹿島の選手たちは激しく抗議したが、金崎の同点ゴールで試合は振り出しに。昨年7月に鹿島から鳥栖に移籍した金崎は、移籍後初のカシマスタジアムで古巣からゴールを奪う形になった。試合が激しさを増す中、2点目を決めたのは鹿島。前半35分、DF永木亮太からの縦パスにレアンドロが反応し、右サイド深い位置からマイナスに折り返すと、白崎がDF原輝綺と競り合いながら右足を伸ばした。難しい体勢からのシュートがGKの頭上を越え、必死にカバーに戻った高橋祐もクリアし切れず。白崎の2試合連続今季5得点目で鹿島が2-1と勝ち越した。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
G大阪20歳FW坂本一彩が2戦連発&決勝ゴール!! 浦和は痛恨カウンター被弾で今季初連敗
ゲキサカ / 2024年4月20日 19時22分
-
マルセロ・ヒアンがPK失敗も決勝弾を含む2ゴール! 鳥栖が上位の鹿島を4発撃破&今季2勝目
ゲキサカ / 2024年4月20日 17時39分
-
鹿島がルヴァン杯初戦でJ3最下位・八戸に大苦戦…最後は10人の延長戦で逆転勝利!!
ゲキサカ / 2024年4月17日 21時11分
-
松木玖生がパリ五輪予選へ“置き土産”の貫禄2アシスト! FC東京が“国立連戦”で今季初連勝、鹿島は初の連敗
ゲキサカ / 2024年4月8日 1時51分
-
勝てば首位浮上のC大阪がPKで先制も…柏に追いつかれてドロー、開幕から無敗はキープ
ゲキサカ / 2024年4月3日 21時2分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
3一度は中止の女子版ACLプレ大会決勝、やっぱり実施へ…三菱重工浦和が出場、5月10~12日頃に駒場開催検討
スポーツ報知 / 2024年4月24日 18時37分
-
4大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
5阪神・岡田監督は逆転劇口火の糸原を称賛「先頭が塁に出るって言うても、筋書き通りにはなかなかいけへん」
スポニチアネックス / 2024年4月24日 22時56分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください