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0-2から追いつかれた湘南、DF坂が90+6分劇的V弾!! 上田出場の鹿島は8試合ぶり黒星

ゲキサカ / 2019年8月3日 21時3分

湘南が3-2で勝利した

[8.3 J1第21節 湘南3-2鹿島 BMWス]

 J1リーグは3日、第21節を各地で行い、湘南ベルマーレが鹿島アントラーズに3-2で勝利した。0-2から追いつかれて迎えた後半アディショナルタイム6分、DF坂圭祐が強烈なヘディングシュートで劇的な決勝点をマーク。鹿島は第13節の鳥栖戦以来、8試合ぶりの黒星となった。

 ホームの湘南は2週間前に行われた前節の札幌戦(●2-5)から先発4人を変更。新たに坂、MF鈴木冬一、FW松田天馬、FW山崎凌吾が起用された。対する鹿島は3日前の前節・浦和戦(△1-1)から1人を入れ替え、DF町田浩樹に代わってDFチョン・スンヒョンが入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は湘南がやや押し込む展開でスタート。前半17分、松田のクロスがファーで折り返されると、ゴール前で大野がキープしたが、FW野田隆之介のシュートは惜しくも外れた。19分には山崎のポストプレーから松田に縦パスが入り、野田が左サイドを突破する場面もあった。

 対する鹿島は前半21分、MF土居聖真のキープからFWセルジーニョにボールが渡り、ドリブル突破を試みたFWレアンドロがゴール正面で倒されてFKを獲得。湘南は8選手を使って幅広い壁を形成した中、MF永木亮太のキックがクロスバーを叩いた。

 その後は互いに対人戦が激しさを増し、ボールが行き交う展開。鹿島は前半42分、MF白崎凌兵のスルーパスに抜け出したレアンドロがシュートを放つも、GK秋元陽太に阻まれる。対する湘南はアディショナルタイム2分、松田の直接FKがゴール左上を襲ったが、クロスバーに弾かれて前半をスコアレスで終えた。

 それでも後半4分、湘南が先にスコアを動かした。敵陣でポストプレーを見せた野田が左サイドにボールを展開すると、杉岡がダイレクトで高速のグラウンダークロスを配球。これにファーサイドで反応した山崎が懸命に左足を伸ばし、ワンタッチで流し込んだ。

 さらに後半7分、湘南はMF齊藤未月のスルーパスから左サイドを杉岡が駆け上がると、強烈なシュートがDF永木亮太に直撃。軌道が変わったボールを野田がワンタッチで押し込み、リードを2点に広げた。鹿島は直後の8分、DF小池裕太とレアンドロを下げてFW伊藤翔、DF山本脩斗を投入した。

 すると後半16分、鹿島は左サイドのスローインから白崎が左サイドを駆け上がると、ニアゾーンに入っていた土居が右足でフリックし、ボールはファーサイドへ。これをセルジーニョがクロスバーに当てながら押し込み、1点を返した。さらに21分、MF三竿健斗の強烈なミドルシュートが枠内を襲った。

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