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「イメージ以上」の一撃!U-17日本代表候補はMF成岡輝瑠が今後への自信掴むゴール

ゲキサカ / 2019年8月18日 8時27分

U-17日本代表MF成岡輝瑠(清水ユース)は貴重な同点ゴールを叩き出した

[8.16 練習試合 U-17日本代表候補 2-2 流通経済大 Jヴィレッジ]

 今後への自信となる一撃だった。U-17日本代表候補は0-1の2本目13分、右CKのクリアボールを拾ったMF成岡輝瑠(清水ユース)がわずかに右へ持ち出してから右足一閃。強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。

 本人も「イメージ以上」と微笑む会心の一撃。「ファースタッチが凄く良いところに置けたので、『これは振り抜いて見よう』と思って思い切り振り抜きました」というシュートが、流通経済大の名手・GK薄井覇斗を破った。

 成岡は高い技術でDFを剥がすことも、切り替え速い守備や運動量で違いを生み出すこともできる実力派のボランチ。昨年のAFC U-16選手権で6試合中5試合に先発して優勝に貢献しているMFはU-17ワールドカップでも有力な先発候補だ。

 一方で清水ユースの平岡宏章監督は試合を決めるようなゴール、アシストをすることを求め続けてきた。もう一段階上の選手になるための課題。本人も「ユースに入る前のジュニアユース時代からも課題と言われてきたところ」として、精力的に取り組んできた。

 AFC U-16選手権ではマレーシアとのグループリーグ最終節で貴重なゴールを決めているが、清水ユースでもなかなか目に見えるような結果を残せていないことは確か。だが、「自信になったのでチームに戻っても、この意識というかイメージを持ってやればできるんじゃないかと思いました」というこの日のゴールは、彼の得点力に変化をもたらすかもしれない。

 この日の流通経済大戦は1本目に相手のプレッシャーを受ける形で選手同士の距離感が遠くなってしまったこと、それに伴ってチーム全体のミスが増えてしまったことを反省。ただし、「フィジカルも海外の選手に匹敵するような選手もいましたし、そういう中で大会を意識してできたトレーニングマッチができたかなと思います」と口にする。

 その中で決めたゴールをきっかけに、よりコンスタントに決める力を身に着けること。そして、世界でもチームのために献身的に戦いながら、自分の特長を最大限に発揮する意気込みだ。2か月後、「自分の今の実力だったり、立ち位置だったりをしっかり知ることで、その先のサッカー人生に凄く大きく響いてくるところだと思うので、自分の全力を出し切っていきたいと思っています」という世界舞台で、王国・清水産の新たな才能が躍動する。

(取材・文 吉田太郎)

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