サポータートラブルに横浜FMと浦和が声明を発表、「クラブとして極めて重く受け止めております」
ゲキサカ / 2019年8月22日 17時19分
横浜F・マリノスと浦和レッズは22日、Jリーグからの制裁を受けて声明を発表した。7月13日、日産スタジアムで開催されたJ1第19節で両クラブのサポーターがトラブルを起こし、8月22日にはJリーグから制裁金200万円などの処分を下されていた。
トラブルは7月13日の試合開始前に発生。浦和の公式サイトによると、一部の浦和サポーターによるスタンドでの事前応援準備の終了時間が1分30秒超過した事が理由となり、浦和側入場ゲートの開門時間が15分以上遅れる事となったことが発端に。その遅れに抗議する一部の浦和サポーターが横断幕掲出禁止エリアに横断幕を掲出した。横浜FMのサポーター約40名がこの行為を見て、緩衝エリアに侵入。浦和側スタンドに詰め寄り、フェンス越しで浦和サポーター約20名と揉み合いになり、双方の暴力行為により負傷者も発生した。また、浦和サポーターによる緩衝エリアの人のいない場所への傘投げ込みもあったという。
横浜FMはクラブ公式サイトで「両クラブのファン・サポーターの皆さまをはじめ、サッカーを愛する大変多くの方々に対し、ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます」とコメント。Jリーグからの制裁とは別に、管理監督責任の明確化のために黒澤良二社長の報酬10%を3か月間減額、また競技運営の担当部長に厳重注意の処分を下したことを伝えている。
また、再発防止については①ホームゲーム実施におけるクラブ内運営体制の見直し、②危険度に応じた緩衝エリアの警備体制の見直し、③ビジタークラブに対し、ビジターサポーターへのルールの周知徹底協力を再度依頼する、の3点を挙げている。
トラブルに関わった横浜FMサポーターについては今月2日に処分を発表しており、主導した1名に対して横浜FM出場8試合(7月20日のJ1第20節・ヴィッセル神戸戦から8月31日のJ1第25節・ガンバ大阪戦までの公式戦8試合)のスタジアム入場禁止、主導1名を除く約40名には厳重注意としている。
また、浦和も同日にクラブ公式サイトで声明を発表。立花洋一社長の役員報酬自主返納(10%・5か月)に加え、競技運営部の本部長・部長に厳重注意をしている。また、横断幕掲出禁止エリアに横断幕を掲出したサポーター、傘を投げ入れたサポーターの双方に対して、横浜FMと合意の上で厳重注意し、二度と違反行為をしないことを誓約させたという。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
J2山形サポーター連合が謝罪声明 元メンバー違反行為を反省「水かけ抑止できなかった」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月16日 19時4分
-
J2山形が〝水かけ〟サポの処分発表 ファンは懸念「子供や女性を連れて行くのは怖い」
東スポWEB / 2024年4月16日 17時2分
-
「極めて悪質」“みちのくダービー”で違反行為…山形が当該サポーターに無期限入場禁止処分
ゲキサカ / 2024年4月16日 13時39分
-
山形サポーターが無期限入場禁止処分、仙台戦の違反行為にクラブが声明「極めて悪質」
超ワールドサッカー / 2024年4月16日 13時15分
-
J2山形、アウェー仙台戦でサポーターによる違反行為を発表 無期限入場禁止処分へ「極めて悪質」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月16日 13時12分
ランキング
-
1大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
2《次々と明らかになる水原一平容疑者の過去》日本ハム通訳時代には「大麻所持の前科」を抹消 勤め先の日本酒輸入会社で起きた「不当解雇訴訟」の真相
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 10時59分
-
3大谷翔平 2戦連発6号 今季MLB最速弾 ナショナルズ・パークでは初本塁打で日本選手最多24球場目
スポニチアネックス / 2024年4月24日 10時35分
-
4大谷191キロ弾に立場を忘れた敵地実況、興奮隠せず「モンスターHR!」「高く、遠くに!」
THE ANSWER / 2024年4月24日 11時4分
-
5俺とデスクの座談会 古巣・日本ハムにも〝一平ショック〟大谷翔平が人間不信にならなきゃいいが…兄貴分の鍵谷陽平、強靭なメンタルに太鼓判
zakzak by夕刊フジ / 2024年4月24日 6時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください