東京2次予選組み合わせ決定!大成はインハイの悔しさも力に、夏冬連続全国初出場へ
ゲキサカ / 2019年8月31日 20時16分
第98回全国高校サッカー選手権東京都2次予選の組み合わせが31日に決まった。シード校(インターハイ2次予選進出校と東京都1部、2部リーグ在籍校)に、1次予選を勝ち抜いてきた高校を加えた計56校が出場。AブロックとBブロックに28校ずつ分かれて行われる2次予選は、それぞれ10月12日に開幕し、11月16日開催の決勝の勝者2校が東京都代表として全国大会に出場する。
Aブロックには今年の関東大会予選と関東大会、インターハイ予選を制している國學院久我山高とプリンスリーグ関東勢の帝京高をはじめ、2年ぶりの優勝を狙う実践学園高、成立学園高、堀越高、日大豊山高、修徳高などが入る組み合わせ。一方、Bブロックはインターハイに初出場した大成高をはじめ、連覇を狙う駒澤大高と国士舘高、2年ぶりの優勝を狙う関東一高、関東大会予選準優勝の東久留米総合高、東海大高輪台高、東京朝鮮高などが入った。
昨年度の選手権予選で準優勝だった大成は、インターハイに続いて選手権でも全国初出場を狙う。創部以来初の全国大会出場となったインターハイは、初戦で名経大高蔵高(愛知)に惜敗。その敗戦が選手たちの闘志に火をつけている。
DFリーダーのCB金井渉(3年)は「インターハイが終わった後、みんなの練習への姿勢というのは大きく変わったかなと思います」と説明する。インターハイは緊張もあってか後手に回り、不運なPKで失点。その後巻き返したが、13本のシュートを放ちながら1点に終わり、シュート3本の相手に1-2で敗れた。
ゴール前の攻守が課題になった敗戦から学んだ選手たち。豊島裕介監督も変化を認めるように、帰京後はエネルギーを感じさせるようなトレーニングを続けている。金井は「あの練習のままじゃ全国大会に出場するだけで終わっちゃうとみんな意識したと思う。1回出たから満足じゃなくて、全国で勝っていくチームを作っていくためには今までの練習以上にもっと頑張らなければいけない」と意気込む。
ライバルたちからはインターハイ出場校として見られることになる。それに対してFW杉田健主将(3年)は「インターハイに出たとは言え、選手権で全国に出た訳ではない。駒澤など自分たちよりも伝統のある高校に挑んで行く立場でありながら、挑まれる側でもありますけれども、みんなでチャレンジャー精神を持って、向上心持って目の前の敵に精一杯向かっていければ必ず結果は出ると思います」と言い切った。
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