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ワンシーンを悔やんだ堂安律「そこだけが反省」

ゲキサカ / 2019年9月6日 0時44分

絶好機を逃して悔しがる日本代表MF堂安律(PSV)

[9.5 キリンチャレンジ杯 日本2-0パラグアイ カシマ]

 素晴らしい内容の前半を演じたキリンチャレンジ杯・パラグアイ戦での日本代表。しかし、右サイドハーフで攻撃を演出したMF堂安律(PSV)には悔しさが残っていた。アジア杯準々決勝以来のゴールを逃した21歳は「そこを決めていれば文句なしだと思う。そこだけが反省だった」と振り返った。

 問題の場面は1-0で迎えた前半25分。MF中島翔哉(ポルト)が細かいタッチで相手を切り裂き、MF南野拓実(ザルツブルク)が力強いデュエルを制すと、FW大迫勇也(ブレーメン)のスルーパスがフリーの堂安に通った。しかし、左足で放ったシュートは相手GKに股下で阻まれ、1点ものの絶好機を逃した。

 良い流れが続いていただけに、悔やまれるワンシーンだった。直前の先制点では中島との好連携でDF長友佑都にパスを通し、「組み立てに関わりながらペナルティエリアに入れて、感覚的に良かった」と大迫のゴールを演出。チーム全体を見ても「パスの選択肢もありながらドリブルもあった」と手応えを感じていたという。

 そのうえ裏への抜け出しなど“使われる”動きにも成長を見せ、相手の出方を伺いながら南野と話し合う場面も見られた。また、約3週間ぶりの公式戦でコンディションも上げた。だからこそ、あとは得点だけ。10日のカタールW杯アジア2次予選初戦・ミャンマー戦に向けて「次の試合は反省してゴールを決めたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

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