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[NB CHAMPIONSHIP U-16]“育成の興國”の目標は「優勝」!Dブロック首位争いで富山一に4発快勝!

ゲキサカ / 2019年9月15日 1時7分

前半11分、興國高CB田上涼太(2番)が先制ヘッド

[9.14 NB CHAMPIONSHIP予選リーグ第2節 富山一高 0-4 興國高 時之栖うさぎ島G]

 タイトル奪取へ、興國が連勝発進――。高校1年生世代の強豪32校が優勝を争う「newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2019」が14日、開幕。予選リーグDブロックの第2節でともに1勝の富山一高(富山)と興國高(大阪)が対戦し、興國が4-0で快勝した。

 興國は前半の4ゴールによって強豪を撃破。中山昇コーチは「1試合目は、内容は良かったけれど、結果は良くなかった。でも、それでスイッチが入ったと思います」と説明する。帝京安積高との初戦は“不満の”2-1。近年、連続して複数の選手をJリーグに送り出している注目校は、そこから気持ちを高めて臨んだ試合で個の強さと多彩な攻撃を発揮して快勝した。

 今夏のインターハイ準優勝校・富山一は4-4-2システムで連動した守備。個々の技術、コンタクトも強い相手の攻撃を受ける展開となったが、素早いカバーリングでスペースへのパスに対応し、サイドの攻防でボールを奪い取っていた。

 そして、落ち着いてボールを受けるMF高田晟吾やMF橋本絃らがボールを動かし、前線の長身FW大川翔夢や機動力のあるFW吉田圭佑へ展開。だが、興國のDF陣は相手FWに前を向かせずに奪い取り、ボールを支配して富山一にプレッシャーをかけた。

「自分たちはどこで数的優位を作るか考えていて、Uの字で回してスライドをずれさせて間につけることができて、前進することができて、その良い攻撃が得点につながった」というMF西田嵐之介らがサイドの高い位置から逆サイドへボールを動かす興國は、富山一の堅守を徐々に攻略。横への素早い展開から相手の守りがズレたところへ縦パスを入れて攻撃をスピードアップさせる。

 そして、前半11分に西田の左CKをCB田上涼太が頭で叩き込んで先制。すると24分には「自分はスピードがないので周りを活かすプレーをしながら、タイミングあったら良いところに刺すパスを意識している。いつも主役になり過ぎずに人を活かすことを考えているんでそれが良い結果につながったんで良かったです」という右SB西出拓人の絶妙なパスで抜け出したFW永長鷹虎が左足で決める。

 その2分後には縦に仕掛けた西出の右クロスをファーの永長が折り返し、最後はFW荒川永遠が決めて3点目。そして、前半終了間際にもMF岩丸流星のパスからMF福田凌が決めて4点差とした。

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