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ブラサカ・アジア選手権の試合時間が決定。日本の開幕戦は30日のオマーン戦

ゲキサカ / 2019年9月24日 13時4分

ゴール前の混戦でシュートを打ちに行く川村怜主将(中央)

 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、ブラサカ男子日本代表が参加する「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」(9月30日~10月6日 タイ・パタヤ)の正式な大会スケジュールを発表した。

 グループBの日本代表は30日のオマーン戦を皮切りに、10月1日にマレーシア戦、同3日にイラン戦を戦い、その後、順位決定トーナメントに進む。日本代表の高田敏志監督は「勝って東京に臨みたい」と語った上で、対戦する3カ国に対してどんな気構えを持っているかを明かした。

「サッカーは何が起こるかわかりません。初対戦のオマーンについても、モロッコにいる知人から映像をもらったんですが、背が高いか低いかぐらいしかわからない。ただ想定されるのは、初参加の初戦というのはやる気がすごい。経験がない分、勢いよく来すぎて、(日本代表の選手にとって)危ない場面も出てくるのでその辺りをケアしたい。マレーシアは若くて走れる選手が多いです。イラン戦はキックオフが朝8時なので朝5時にピークに持っていきます。チームについては昨年、ベルギーの国際大会で勝ちましたが、現地で2試合見られるので、その情報をもとにした戦い方の微調整をしたい」。

 高田監督にとってアジア選手権は2017年12月以来2度目。前回は5位と苦杯をなめた。

「前回は意気込んでいった結果5位。そこをふまえて、どうすれば世界で勝てるのか、これまで一つ一つ、つぶしていったつもりです。『できないことは何もない』という気持ちで選手たちはとりくんで今のサッカーのスタイルはできた。選手たちはどんな状況になっても自信をもってのぞんでほしい」

 いい攻撃を遂行するために、いい守備をする。そのための細かいポジショニングにこだわってチームを築いてきた。そのためには敵の最新情報をつかむ必要がある。高田監督は14日~16日に日本代表合宿で指導した後、21日の最終合宿に間に合うようにイタリアに向かった。この時期に行われていた東京五輪の出場権をかけた欧州選手権を視察し、出場権を獲得したスペインとフランスの現状も把握して2泊4日の弾丸ツアーで帰国していた。

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」。

すべては、東京五輪本番でメダルを獲るため。その境地にたどりつくまで、日本代表の準備と挑戦は続く。

【大会開催概要】
日程:2019年9月30日(月)〜10月6日(日)
会場:Pattaya Youth Center(タイ):
参加国:8カ国
Group A:中国(3位)、タイ(15位)、韓国(16位)、インド(30位)
Group B:イラン(6位)、日本(13位)、マレーシア(17位)、オマーン*
※()内の順位は世界ランク。オマーンは2018年代表チームが発足、今回が初の国際試合となるため、世界ランキングデータはなし

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