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0-3で物の投げ込み→3-3で再び暴動→異例の“強制終了”…伊藤達哉デビューのシントトロイデン、伊東純也ゲンクと執念ドロー

ゲキサカ / 2019年9月29日 10時21分

先発フル出場したGKシュミット・ダニエル

[9.28 ベルギー・リーグ第9節 シントトロイデン3-3ゲンク]

 ベルギー・リーグ第9節が28日に行われ、GKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨、FW伊藤達哉の所属する10位シントトロイデンはホームでFW伊東純也所属の7位ゲンクと対戦し、3-3で引き分けた。シュミットは8試合連続、伊東は2試合連続で先発フル出場。ベンチスタートの鈴木は前半43分に、伊藤は後半16分に途中出場した。伊藤はこれがリーグ戦デビューとなっている。

 ベルギーのリンブルフ州を本拠地とするシントトロイデンとゲンクによるダービーマッチ。アウェーのゲンクは前半14分、左CKをFWテオ・ボンゴンダがヘッドで押し込み、先制に成功する。対するシントトロイデンは同43分にFWウォルケ・ヤンセンスのアクシデントにより、鈴木を急きょピッチに送り出した。

 ゲンクはハーフタイム明け早々の左CKで相手のハンドによってPKを獲得すると、後半3分にMFヤニス・ハジが沈めて2-0。同15分には再びハジがPKを決め、リードを3点に広げた。

 シントトロイデンは失点直後の後半16分にリーグ戦デビューとなる伊藤を投入。しかしキックオフ後、プレーが切れたタイミングでシントトロイデンのサポーターが次々とピッチに物を投げ込み、主審は試合を一時中断させる。選手たちはドレッシングルームに戻って待機し、約20分間の中断を経て試合が再開された。

 シントトロイデンはリスタート直後の後半18分、右CKの流れからFWヨアン・ボリが頭で押し込み、1点を返す。同35分には左サイドのFKから伊藤がクロスを送ると、鈴木が競ってこぼれたボールをDFポル・ガルシアが右足で蹴り込み、2-3とした。

 そして後半42分、FWジョルダン・ボタカのパスを受けたボリがPA内中央から右足のシュートを決め、ついに同点に追いつく。すると今度はゲンクのサポーターが暴動を起こし、ゲームが一時中断。まだ90分を消化していなかったが、主審は両チームのキャプテンや指揮官と話した上で試合終了を決断し、白熱のダービーは3-3のドローに終わった。

 粘り強く追いついたシントトロイデンは5戦無敗(2勝3分)。一方のゲンクは2試合負けなし(1勝1分)となった。
●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2019-20特集

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