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出場校チーム紹介:滝川二高(兵庫)

ゲキサカ / 2022年1月1日 15時15分

滝川二高は全国でも強く、魅力的なサッカーを披露する

第100回全国高校サッカー選手権

滝川二高(兵庫)
チーム紹介&注目選手↓
過去の全国大会成績↓
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滝川二高写真ニュース
画▼全国大会日程
2回戦 1-2 仙台育英高(宮城)■出場回数
4年ぶり21回目■過去の最高成績
優勝(10年度)■その他、過去の主な全国大会成績
選手権4強3回(98、02、03年度)、インターハイ準優勝1回(10年)、同4強1回(87年)、同出場23回、全日本ユース(U-18)選手権優勝1回(06年)、同4強1回(05年)■監督
亀谷誠■主将
MF藤田仁朗(3年)■今季成績
[インターハイ](県5回戦敗退)
5回戦 0-1 芦屋学園高
[リーグ戦]
県1部3位(6勝2分1敗)
[新人戦](県準優勝)
決勝 0-1 神戸弘陵高■予選成績
1回戦 9-0 龍野北高
2回戦 7-0 尼崎西高
3回戦 2-1 三田松聖高
準々決勝 1-1(PK4-2)関西学院高
準決勝 2-1 神戸弘陵高
決勝 1-0 相生学院高■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-2-3-1]
      相原禎汰

田中璃亜夢 藤田仁朗   岸留生
   神谷友騰 倉内晴久
石原巨雅         黒井海舟
   島田爽吾 黒田蒼介

      多田健司

[決勝メモ] 
 躍進を遂げた相生学院高との決勝戦。繋ぐことにこだわって攻める滝川二はMF藤田仁朗(3年)やFW田中璃亜夢(3年)のドリブルもアクセントに前進する。相生学院も讃岐内定FW福井悠人(3年)やMF山口悠太(3年)の仕掛けなどで攻め返す。両校の守備も堅く、一進一退となった試合は後半39分、滝川二MF倉内晴久(3年)のシュートが相手DFのハンドを誘い、PK。これを藤田が右足で決めて1-0で滝川二が復活Vを果たした。■予選取材記者(前田カオリ記者)チーム紹介
成長続ける名門。選手権で「魅力的なサッカー」を披露
 4年ぶり21回目となる選手権出場を勝ち取った滝川二は、1回目の全国大会に出場していた1期生の亀谷誠監督が率いる。亀谷監督が就任して2年間で築いてきたのは「(創設当時の)初心に返って、繋ぐサッカー」(亀谷監督)。選手たちは、優位性を生み出すための立ち位置やその位置で務めるべきプレーなど、細やかな指導を受けてきた。特に今年の選手たちは思考に柔軟性もあり、対戦相手や戦況に応じて3バックと4バックを使い分け、試合中に求められる仕事が変わっても落ち着いて対応できる。ビルドアップする中で個人の判断力も光る、質の高いチームだ。
 名門ながら、全国大会の舞台を踏んだことがない現チーム。4年ぶりとなった選手権本戦への切符を勝ち取ったあと、亀谷監督や選手たちが揃って勝因として口にしたのは「積み重ねた経験」。兵庫県大会の前回大会では、先輩たちに連れてきてもらって準決勝を戦うことができた。今年2月の新人戦では、自分たちの力で決勝戦に駒を進められたという自信を得る反面、目の前の相手にトロフィーが渡る悔しさも知った。亀谷監督がその都度「一歩ずつ前に進んでいる。この経験が次の成果に繋がる」と語ってきていた通り、その歩みは兵庫県の頂にたどり着いた。
 チームとしてだけでなく、兵庫県大会を勝ち進むごとに選手たちそれぞれが成長する様もまた目覚ましかった。夏まではサブ組でほぼ試合に出たことがなかったMF倉内晴久(3年)は、運動量を生かしたカバー範囲の広さで攻守に貢献。184cmの長身MF神谷友騰(2年)は、細身ながらフィジカルや球際の強い相手の寄せに屈することなく間をすり抜けていけるだけの技術としなやかさを示し、左サイドを切り開く力を持ちながらスタミナ面から後半の早い時間に交代することが多かったFW田中璃亜夢(3年)も、決勝戦では後半アディショナルタイムまでピッチに立った。それぞれの選手にまだ十分な伸び代があり、成長を続けている。
 チームが掲げているのは、“怯まず驕らず潑剌と“。それを体現して出場権を掴んだ全国の舞台では、「どんな時も相手をリスペクトし、ミスを恐れず、滝川第二の魅力的なサッカーを披露する」(藤田仁朗主将、3年)。
■予選取材記者(前田カオリ記者)注目選手
絶対的なエース、信頼厚いキャプテン
MF藤田仁朗(3年)
「豊かな攻撃アイディアと、それを表現できるだけの確かなテクニックとアジリティーを持つ選手。1年の時から能力を買われて10番を背負ってきたが、自身の課題だった体力面も向上し試合を通じて十分なパフォーマンスを発揮できるようになったことで、絶対的なエースとしての輝きもさらに増した。プレー面だけでなく、人間性の部分においても監督・選手たちから厚い信頼を寄せられるキャプテン」

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