皇后杯ベスト4決定! 準決勝は快進撃続ける日テレ・メニーナvs千葉L、浦和vsC大阪堺に

　皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会は29日に準々決勝を行い、ベスト4進出チームが決まった。

　日テレ・東京ヴェルディメニーナは大宮アルディージャVENTUSと対戦。前半34分にFW土方麻椰のゴールで先制に成功すると、後半6分にMF大山愛笑が追加点、同12分にFW樋渡百花がチーム3点目を決めた。試合終盤にはMF松永未夢がトドメとなるチーム4点目を挙げ、4-0で快勝。4回戦のINAC神戸レオネッサ戦(○2-1)に続く、WEリーグ組撃破で準決勝に駒を進めた。

　なでしこ1部のセレッソ大阪堺レディースは、WEリーグのアルビレックス新潟レディースと対戦し、1-0で勝利した。前半をスコアレスで折り返すと、後半24分にC大阪堺のFW小山史乃観が先制点。この1点を守備陣が最後まで守り切り、ベスト4進出を果たした。

　三菱重工浦和レッズレディースはサンフレッチェ広島レジーナと対戦。後半35分にMF猶本光、同アディショナルタイム3分にエース・FW菅澤優衣香がそれぞれゴールを決めて2-0の完封勝利で準決勝へ。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは皇后杯4連覇中の日テレ・東京ヴェルディベレーザ相手に、 FW大澤春花、MF{藤代真帆、MF今井裕里奈の3発で快勝。準決勝で、快進撃を続ける日テレ・メニーナと激突する。

　準々決勝の結果、来年1月5日にカンセキスタジアムとちぎで行われる準決勝の組み合わせが決定。第1試合は16時キックオフで浦和とC大阪堺が対戦し、第2試合は19時キックオフで千葉Lと日テレ・メニーナが決勝進出をかけて戦う。

【準々決勝】
(12月29日)
[アースケア敷島サッカー・ラグビー場]
東京NB 0-3 千葉L
[千]大澤春花(42分)、藤代真帆(72分)、今井裕里奈(81分)

[サンガスタジアム]
新潟L 0-1 C大阪堺
[C]小山乃観(69分)

[ヤンマースタジアム長居]
S広島R 0-2 浦和L
[浦]猶本光(80分)、菅澤優衣香(90+3分)

大宮V 0-4 日テレ・メニーナ
[日]土方麻椰(34分)、大山愛笑(51分)、樋渡百花(57分)、松永未夢(80分)
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