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2年連続4強・矢板中央が敗退…打ち合い制した関東一が初のベスト8進出!!準々決勝で静岡学園に挑戦

ゲキサカ / 2022年1月3日 9時19分

歴史を塗り替えた関東一(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.2 選手権3回戦 関東一3-2矢板中央 フクアリ]

 第100回全国高校サッカー選手権は2日、各地で3回戦を行い、フクダ電子アリーナの第2試合は関東一高(東京B)と矢板中央高(栃木)が対戦した。2年連続選手権4強の矢板中央を破り、関東一が3-2で勝利。静岡学園高(静岡)との準々決勝へ進出した。

 関東一は3-4-3の布陣でGKは笠島李月(3年)、3バックは右からMF堀井榛人(3年)、主将DF池田健人(3年)、DF矢端虎聖(2年)。右アウトサイドにDF倉持耀(2年)、左にMF若松歩(3年)。中盤はMF藤井日向(3年)とMF湯田欧雅(2年)がコンビを組み、前線は右にMF肥田野蓮治(3年)、左にMF林尚樹(3年)、FW本間凜(2年)が最前線に入った。

 矢板中央は4-4-2で主将のGK藤井陽登(3年)がゴールを守り、4バックは右からDF小出勇翔(3年)、DF森山駿(3年)、DF島崎勝也(3年)、DF畑岡知樹(2年)。中盤はMF大畑凜生(3年)とMF田邉海斗(2年)のダブルボランチで、右サイドハーフにMF黒澤光成(3年)、左にMF唐橋玖生(3年)。MF藤野和哉(3年)とFW林廉斗(3年)が2トップを形成した。

 試合の入りは矢板中央が島崎の強烈ロングスローで流れを引き寄せたが、先手を取ったのは関東一だった。前半6分、肥田野のパスを受けた本間がシュートを狙うと、クリアを試みた島崎がミス。こぼれ球に反応した肥田野が左足ダイレクトで蹴り込み、先制に成功した。

 1点を追う矢板中央は前半20分に最初の交代カードを切り、MF星景虎(3年)を投入。星が2トップの一角に入り、藤野は左サイドハーフに移った。すると、鋭いドリブルで仕掛けた星が倒され、PKのチャンスを獲得。キッカーを務めた島崎がきっちりと沈め、矢板中央が試合を振り出しに戻した。

 一進一退の展開が続き、次の一点を奪ったのは関東一だった。前半27分、肥田野がヘディングシュートを狙うと、GK藤井が処理をミス。こぼれ球を若松が詰め、関東一が再び勝ち越しに成功した。

 矢板中央は後半開始と同時にMF片岡駿太(3年)とFW小森雄斗(3年)を送り込み、後半6分にはFW久野木力丸(3年)を投入すると、この采配が的中した。右サイド深い位置から久野木が鋭いクロス。関東一DFがクリアを試みたボールがゴールマウスに吸い込まれる。オウンゴールで再び試合は振り出しに戻った。

 関東一は交代カードを切り、フォーメーションを変更。4-3-2-1に配置を変え、立ち位置を入れ替えながら肥田野を中心にコンビネーションで崩す。矢板中央はゴールを隠して構えていたが、関東一がみたびリードを奪った。後半38分、ショートカウンターから肥田野がスルーパスを出すと、本間が左足ダイレクトで決勝ゴール。2年連続4強の矢板中央を撃破。シーソーゲームを制した関東一は4日の準々決勝で静岡学園高(静岡)と対戦する。

(取材・文 佐藤亜希子)
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