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[NEW BALANCE CUP]注目レフティー、昌平MF荒井悠汰は「もっとチームを勝たせる活躍」をして22年の主役へ

ゲキサカ / 2022年1月7日 14時33分

昨年から昌平高の10番を背負うU-17日本代表候補レフティー、MF荒井悠汰

[1.6 NEW BALANCE CUP決勝 帝京高 0-0 昌平高 時之栖裾野C]

「今年、初めての大会で、自分は今怪我明けで全然試合に絡めていなかったんですけれども、みんながチームのために、勝利のために頑張ってくれたので良かったと思います」。昌平高(埼玉)のU-17日本代表候補MF荒井悠汰(2年=FC LAVIDA出身)は「NEW BALANCE CUP 2022 IN TOKINOSUMIKA」(“裏選手権”)優勝後、仲間たちに感謝した。

 今大会は怪我明けのために出場時間を制限。それでも、コーチ陣は、高体連屈指のレフティーの凄みがまた増してきていることを認める。先発出場した決勝では、積雪して重いピッチの中でも馬力ある動き。試合時間が30分1本に短縮されたが、その中でもキープ力を発揮し、カットインから得意の左足シュートを狙うなど存在感を示していた。

 1年時の選手権でゴールを決めるなどチームの8強入りに貢献し、大会優秀選手受賞。その後、日本高校選抜に選出され、デンソーカップチャレンジサッカーでは大学生のプロ予備軍相手に1年生離れした推進力や身体の強さを見せつけた。

 だが、昨年は悔しい1年に。「怪我もあったけれど、それは言い訳にできないですし、去年は全然上手くいかなかったというか、納得のいかないプレーが多かった」と振り返る。全国舞台での活躍を期待されたチームはインターハイ、選手権ともに全国出場を逃し、プリンスリーグ関東も5位。個人としても体調不良によってU-17日本代表候補を辞退している。今年はまず「(コンディションを)維持できるようにしたい」。その上で、チームを勝たせるような活躍することを目指していく。

「今年、もう最後なので。自分がチームを勝たせないといけない」。日本高校選抜でチームメートだった同学年のFW福田師王(神村学園高2年)やMF廣井蘭人(帝京長岡高2年)の活躍も刺激に。「高校選抜で一緒だった蘭人や師王が全国で活躍している姿を見ていると、自分たちも全国へ行って活躍したいので、今年はそれを叶えられるように練習から頑張っていきたい。今年からは得点、アシストを増やしてもっとチームを勝たせる活躍ができればと思います」と誓った。

 重心の低いドリブルから繰り出すスルーパス、左足のシュートが魅力。加えて、裏抜けする動きが増え、よりゴールやチャンスに絡む動きができるようになってきた。藤島崇之監督は「彼の求められる部分が多々あると思う。結果という部分にフォーカスしながら、アイツは遊び心があった方が良いプレーができると思う。もうちょっと楽にプレーするというか、良い意味で相手見ながらプレーできないといけない」と指摘。2年生で10番を背負った昨年は、重圧もあったという。遊び心を忘れず、同時に“10番らしい”プレーを続け、昌平を勝たせて22年の主役になる。

(取材・文 吉田太郎)

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