愛媛退団の西田剛が引退決断…1400字で綴った13年間のサッカーキャリアへの思い
ゲキサカ / 2022年1月14日 12時11分
愛媛FCは14日、昨季限りで契約満了となっていたFW西田剛(35)が、現役を引退することを発表した。
西田は阪南大を卒業後、2009年から横浜FCに加入。12年にアビスパ福岡、14年から愛媛でプレーしていた。出場記録は、J2リーグで301試合45ゴール。クラブ公式サイトでは、1400字近い文章で、引退への思いを伝えている。
「2021シーズンをもって引退を決断しました」
「小学1年から兄2人の影響で始めたサッカー。小、中、高、大と各カテゴリーでご指導していただいた指導者の方々、そして、先輩方、同級生のみんな、後輩達と出会う人に本当に恵まれ、成長させてもらい、プロの世界に入れた事を感謝しています。ありがとうございました」
「プロスタートは2009年。横浜FCでの大卒1年目の開幕戦。その試合で初出場、初ゴールというスタートでした。そこから13年。アビスパ福岡、愛媛FCの計3クラブでプレーさせていただきました」
「横浜FCでは、偉大過ぎるプレーヤーの方々を目の前に日々を過ごさせて頂き、この目でプロフェッショナルな姿勢、行動、言動、振る舞いを学び、そこでの経験はその後の成長に繋がった事は言うまでもありません」
「アビスパ福岡では、選手にとって幸せな事にクラブを選択出来る状況を与えて下さったクラブでもあり、アビスパ福岡がプロになって初めて移籍という経験をしたクラブです。不安もありながらの移籍でしたが、サポーターが温かくそして熱く迎えて下さりました。アビスパ福岡に移籍して本当に良かったと今でも思っています。短い時間でしたが、それを感じさせない程の濃い時間でした」
「愛媛FCでは、僕にいち早く声をかけて下さり、結果で必ずこの恩を返そうと、そして自分の力を証明してやると年齢的にも相当な覚悟で入団させていただきました。このクラブで過ごした半分以上のシーズンをキャプテンの立場で過ごし、沢山のことを味わい、経験し、そして、それぞれのシーズンで様々な事を学び、今後の人生において糧になる8年を過ごさせていただきました」
「ファン、サポーターの皆さんへ。それぞれのクラブでたくさん応援をしていただきました。皆さんの応援が、存在が、どれだけ僕の力になっていたか計り知れません。期待に応える事が少なく申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それでも自分が怪我している時や苦しい時にも応援してくれた事を心から感謝しています。本当にありがとうございました」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「周りの人達に恵まれ本当に幸せでした」元なでしこジャパン、I神戸の増矢理花が引退表明…天賦の才を披露も度重なる負傷に苦しむ
超ワールドサッカー / 2024年4月22日 19時35分
-
J1最下位で苦しむ鳥栖、クラブをよく知る池田圭氏がSDに就任…小林祐三氏は退任
超ワールドサッカー / 2024年4月18日 22時40分
-
J2徳島に続く衝撃…MF西谷和希の契約解除に寄せられた反響「争奪戦の始まり」 登録はどうなる?
FOOTBALL ZONE / 2024年4月4日 12時11分
-
J2徳島、西谷和希との契約解除を発表「チーム状況を悪くしてしまうような形に」 引退の島川に続き退団へ
FOOTBALL ZONE / 2024年4月4日 10時10分
-
電撃引退を発表した元徳島MF島川俊郎が胸中を告白「どうしても許せないことが…」、3日前の朝に決断「思いは社長に全てぶつけた」
超ワールドサッカー / 2024年4月3日 9時48分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
3大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
4大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
5一度は中止の女子版ACLプレ大会決勝、やっぱり実施へ…三菱重工浦和が出場、5月10~12日頃に駒場開催検討
スポーツ報知 / 2024年4月24日 18時37分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください