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最終予選初先発も不発に終わる…三笘「自分自身、すべての部分が足りない」

ゲキサカ / 2022年3月29日 22時38分

日本代表MF三笘薫

[3.29 W杯最終予選 日本1-1ベトナム 埼玉]

 5日前、ヒーローになったばかりだ。しかし、この日は不発に終わった。日本代表MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)は「自分自身、すべての部分が足りない」と悔しさを滲ませた。

 24日に行われたカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦。勝利すればW杯出場を決める大一番で、後半39分から出場した三笘は同44分と同アディショナルタイムにゴールを陥れ、日本を7大会連続W杯出場へと導くヒーローとなった。

 あれから、5日。ベトナム戦で最終予選初先発を果たす。4-3-3の左ウイングの位置に入り、果敢に仕掛けるも複数人で対応するベトナム守備に苦戦。前半20分に先制を許し、後半9分にDF吉田麻也のゴールで追いつきながらも、その後はより守備に重心を置いた相手を崩し切れず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

「引いた相手に対して引き出しが少なかった。後半、もっと勢いを出さないといけないと思っている」

 反省を述べたドリブラーは、「自分自身、すべての部分が足りないので、そこをレベルアップさせたいし、最後のゴールにつながるプレーをしないといけないので、そこを求めていきたい」とW杯本大会に向け、さらなる成長を誓った。
●カタールW杯アジア最終予選特集
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