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[プレミアリーグEAST]プレミア初昇格の前橋育英は青森山田との打ち合いを3-2で制し、堂々のリーグ3連勝を達成!

ゲキサカ / 2022年5月7日 22時5分

前橋育英高は3-2で打ち合いを制し、青森山田高を撃破!

[5.7 プレミアリーグEAST第6節 前橋育英高 3-2 青森山田高 アースケア敷島サッカー・ラグビー場]

「やっぱり『応援って凄くありがたいな』って思いました。今まで無観客だったので、こうやって応援してくれるとパワーも出ますし、歓声もたまに上がっていたじゃないですか。試合中に笑顔が出てしまいましたね。『これが有観客か』って。足元で良いプレーをしている時に『おお!』とか聞こえて、それでちょっと舞い上がってしまったり(笑)、パワーをもらえた感じはありますね」(前橋育英・青柳龍次郎)。

 プレミア初昇格となる“上州のタイガー軍団”が、多くの観衆に見守られる有観客試合で昨シーズンの三冠王者相手に揚げた堂々たる凱歌。7日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグEAST第6節、ともに選手権でも日本一を経験している前橋育英高(群馬)と青森山田高(青森)、高体連の雄同士が激突したビッグマッチは、MF山田皓生(3年)の2ゴールとFW高足善(3年)のゴールで3点を奪った前橋育英が、青森山田の反撃を2点に抑え、力強くリーグ3連勝を手繰り寄せている。

「たくさんのお客さんが入った中でやるのは久しぶりですよね」と前橋育英を率いる山田耕介監督も語ったように、近年の社会情勢によってその大半が無観客で行われていた群馬高校サッカー界の各コンペティション。ただ、この日のアースケア敷島サッカー・ラグビー場での一戦は、関係者の方々の尽力もあって有観客開催に。スタンドには少なくないサッカーファンが詰めかけ、会場全体が確かな熱気を帯びた中で試合はキックオフを迎える。

 立ち上がりからフルスロットルで入ったのはホームチーム。「相手のプレッシャーを先手とされるのではなく、自分たちが回すことがあくまでも先手で、僕たちのボール回しに遅れて青森山田が付いてくるという感じだったので、それは凄くやっていて楽しかったですし、手応えもありました」と話した、前橋育英のキャプテンマークを巻くMF徳永涼(3年)とMF青柳龍次郎(3年)のドイスボランチがボールを散らせば、MF大久保帆人(3年)とFW高足善(3年)は盛んにドリブル勝負。そこに山田とFW小池直矢(3年)も有機的に関わり、攻勢を強めていく。

 前半15分にはDF山内恭輔(3年)が得意の左足で直接FKを右ポストにぶつけ、スタンドのため息を誘うと、直後に生まれた先制点。17分、右サイドへ斜めに刺した青柳のパスから、高足は優しく縦へ。ここへ巧みに抜け出した山田のシュートがニアサイドを破り、ゴールネットへ到達する。「今まで自分は点が獲れていなかったので、この試合で取ってやろうという気持ちで臨みました」という17番のプレミア初ゴール。前橋育英が早くも1点をリードする。

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