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0-3からの衝撃…“来日初”ハットトリックの浦和FWユンカー「あるべき姿を見せられた」

ゲキサカ / 2022年5月19日 13時20分

FWキャスパー・ユンカー

[5.18 J1第11節延期分 浦和 3-3 横浜FM 埼玉]

 今季最も嘆かわしい45分間と、今季最も興奮した45分間。2つの顔を見せた浦和が、3点差を追いついて3-3のドローとし、勝ち点1を手にした。6試合連続の引き分けではあるが得点は4試合ぶり、しかも一気に3得点。逆境から巻き返す姿を見せた主役はFWキャスパー・ユンカーだった。

「どのチームもどこかにスペースを空けてしまうものだ」

 エースはその言葉通り、敵陣内に発生している広大なスペースを突き続けた。反撃ののろしは後半2分。横浜FMのGK高丘陽平のロングキックを受けた岩波拓也がそのままロングキックで返し、これが相手最終ラインの裏に達した。すかさずユンカーが持ち前のスピードを生かしてドリブルからシュート。高丘との1対1を制して1点を返した。その後も裏を狙い続けたユンカーは、後半36分、MF岩尾憲の浮き球のパスをMF松尾佑介がそらしたところに突進し、再びGKとの1対1から冷静に決めて1点差に詰め寄った。

 さらには後半44分、左サイドを攻め上がったMF大久保智明がDF2人をかわしてゴール前に入り、シュート性のパス。これをユンカーが合わせ、3-3の同点に追いついた。「後半は攻撃的なサッカーをすることができた。ご覧になった方も楽しめたのではないかと思う」。エースは胸を張った。

 後半、エンドを替えた浦和は攻めながらゴール裏に下げられた「NO GUTS, NO GLORY」の横断幕を目にしていた。サポーターの鼓舞に呼応するように、すばらしい気迫を見せたユンカーは「このような試合では全員が100パーでプレスを見せて勝ちたいという気持ちを出さないといけない。後半は、こうあるべきという姿を見せることができた。チームも自分も見せることができた」と言った。

 4月下旬にタイで行われたACL大邸FC戦で右手薬指を骨折し、手術をしてから復帰後初先発。「指は痛むが、プレーに支障はない」ユンカーのケチャップ弾で浦和が上昇気流に乗っていけるか。

(取材・文 矢内由美子)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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