3月ドバイ杯不参加も…U23アジア杯メンバーに選出された新潟MF三戸、清水MF松岡ら3名、大岩監督「必要な戦力」
ゲキサカ / 2022年5月25日 19時13分
パリ五輪世代のU-21日本代表は6月開幕のAFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022へ。24日にメンバー21名が発表された。3月のドバイカップU-23で不参加だった選手では、MF松岡大起(清水)、MF三戸舜介(新潟)、DF畑大雅(湘南)がU-21日本代表の大会メンバーとして初選出された。
最大登録人数23名から現状は21名の選出。大岩剛監督は「選手のコンディションや怪我の状況を鑑みて、今回21人という形で発表した」と説明した。残り2名は、25日や週末2日間でのリーグ戦を終えた段階で選出すると明言している。
現状21名のうち3月のドバイカップU-23に参加したメンバーは18名。当時怪我を抱えていたために不参加となった選手もいたが、畑、松岡、三戸は今回改めて大岩ジャパンの大会参加メンバーに選ばれた。
三戸は5月上旬のトレーニングキャンプでも最初は招集されていなかった。しかし、もともと呼ばれていた6選手が不参加となったことで、追加招集でキャンプ入り。クラブでは左ウイングでプレーも、合宿中は左インサイドハーフで起用される。その後も好調を保ち、直近のJ2リーグ第17節・横浜FC戦では1ゴール1アシストを記録していた。
合宿での追加招集から、そのまま本大会メンバー入り。大岩監督は「舜介について言えば、前回のトレーニングキャンプでのパフォーマンス、いま出場している新潟でのパフォーマンスをリサーチして、彼のプレー面、メンタルのところで自信を持ってやっている」と評価。またキャンプでのIH起用に応えたことで「普段と違うポジションでプレーをしてもらった中で、非常にいいアクションを起こした。非常に期待している選手の一人です」と選出につながったようだ。
また、世代を担う存在として期待される松岡についても言及。1月のA代表合宿も経験していたが、その後に負傷を抱えていた。ようやく復調の兆しを見せ、ルヴァン杯ではフル稼働をしつつ、リーグ戦でも途中出場ながらプレーを続ける。
指揮官は清水の練習まで視察に行ったことを明かしつつ、「非常にいいコンディション」と復調を確認。「ポテンシャルも含め、彼のキャラクターは今回の日本代表には必要な戦力。いまのパフォーマンスを見れば、このチームで能力を発揮してくれると思った」と期待を口にした。
●AFC U23アジアカップ2022特集ページ
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