勝負強さを発揮して頂点へ!! 瀬戸内、広島皆実に逆転勝利で“3大会連続”の全国大会出場
ゲキサカ / 2022年6月12日 19時9分
[6.12 インターハイ広島県予選決勝 瀬戸内高 2-1 広島皆実高 広島広域公園第一球技場]
令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」サッカー競技(徳島)広島県決勝が12日に行われ、瀬戸内高が広島皆実高を2-1で下し、2大会連続8回目の出場を決めた。
前半2分(40分ハーフ)、瀬戸内は左ウイングのFW山口青(3年)がカットインから左足で狙ったが、広島皆実GK沖野嘉紘(2年)がセーブ。これで得たCKからのDF高橋隼士(3年)のヘディングシュートも上に外れたものの、立ち上がりからアグレッシブにゴールを目指した。
だが、その後は広島皆実が落ち着きを取り戻し、パスを回されても危険なエリアへの侵入は許さない。山口のドリブル突破も、対面のDF新中優大(3年)を中心に的確に対応してチャンスを作らせなかった。
そうするうちに前半23分、均衡を破ったのは広島皆実だった。瀬戸内の中盤でのパス回しが乱れたところでMF杉原優希(3年)がボールを奪い、ドリブルで運んでから右サイドのMF藤井永遠(3年)へ。スピードに乗ったままエリア内に入った藤井が右足を振り抜いたシュートが、左ポストに当たりながらもネットを揺らした。
瀬戸内は前半、ボール支配率では上回ったものの、前述の開始直後の2本以外はフィニッシュに持ち込めず、次のシュートは前半34分にFW澤田佳憲(3年)がドリブルから狙ったもの。結局、前半のシュートは3本に終わり、広島皆実がリードしてハーフタイムを迎えた。
後半5分、広島皆実は自陣からのロングパスに反応して抜け出したMF島田承馬(3年)がGKと1対1となるも、瀬戸内GK大木泰季(3年)がセーブ。瀬戸内の反撃を粘りの守備で防ぎ、同18分にカウンターから交代出場のFW中谷颯太(3年)がゴールに迫るなど、良い形を作って追加点を狙った。
だが後半20分、瀬戸内がこの日4本目のシュートで同点とする。MF長村星羽(1年)が右サイドから切れ込み、ゴール正面約20メートルの距離で待つMF江川楓(3年)へ。一瞬、左サイドの様子をうかがった江川が「いつもなら左サイドへ展開しますが、自分が決めてやろうと思った」と判断してプレーを変え、内側に持ち出して右足を振り抜くと、ドライブがかかったボールがGKの頭上を破って決まった。
これで勢いに乗った瀬戸内は後半29分、交代出場のFW浦岡龍之介(3年)が左サイドでボールを持つと、その内側をDF池田航陽(3年)が縦に走り抜けるインナーラップ。田中健二郎監督が「あの動きが大きかった」と語るプレーで相手2人を引きつけると、内側に切れ込んで対面の相手を振り切った浦岡が、エリア外から右足でカーブをかけてファーサイドに蹴り込み、一気に逆転に成功した。
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