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高まった呼応する力、仲間への強い思いも力に。日大藤沢が全国準V以来のインハイ切符獲得!

ゲキサカ / 2022年6月19日 8時28分

前半25分、日大藤沢高は追加点を挙げたMF仲川颯一(右)とともにゴールを演出したFW森重陽介(中央)、MF岡西亜憐が喜ぶ

[6.18 インターハイ神奈川県予選準決勝 日大藤沢高 2-1 川崎市立橘高]

 日大藤沢が高まった呼応する力、仲間への強い思いも力に、全国へ――。令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技への出場権2枠を懸けた神奈川県予選は18日、準決勝を行った。第2試合は、日大藤沢高が2-1で川崎市立橘高に勝利。4大会ぶり9回目となるインターハイ出場を決めている。

 日大藤沢は17年のインターハイで初の全国大会決勝進出、準優勝。それ以来となる予選突破を懸けた一戦だ。4-2-3-1システムのGKは岡本亜鶴主将(3年)で右SB片岡大慈(2年)、U-17代表候補歴を持つCBアッパ勇輝(3年)、CB宮崎達也(2年)、左SB尾野優日(2年)、中盤は野澤勇飛(3年)と宗次柊磨(3年)のダブルボランチでトップ下が安場壮志朗(2年)、右SH岡西亜憐(3年)、左SH仲川颯一(3年)、そしてJ注目の198cmFW森重陽介(3年)が1トップに入った。

 一方、14年にU-16神奈川県選抜を国体日本一へ導いた山本義弘監督率いる市立橘は、準々決勝で19年日本一の桐光学園高をPK戦の末に撃破。公立校で唯一の4強入りを果たし、初の全国大会出場へあと1勝としていた。DF戸塚公陽主将(3年)ら主軸数人を欠く中での代表決定戦。4-3-3のGKは田中慶紀(3年)、右SB菅原蒼生(3年)、CB蔦本巧(3年)、CB伊藤遼祐(3年)、左SB菊池応次朗(2年)、1ボランチが早川旬(2年)で2シャドーが菊地幹太(2年)と臼井海斗(2年)、右から田中優太郎(2年)、板倉幹汰(2年)、高村桜輝(3年)の3人が3トップに構えた。

 出足よく試合に入ったのは日大藤沢の方だった。ボールを繋ぎ、サイドへの展開を交えながらの攻撃。丁寧なビルドアップを特長とする市立橘よりも、ポゼッションする時間を増やしていた。

 互いに強みの一つとしているセットプレーによってスコアが動く。市立橘は11分、早川知伸氏(横浜FCヘッドコーチ)を父に持つ早川の左足CKから、ニアの伊藤がすらす形でヘッド。だが、これはDFに阻まれた。一方の日大藤沢は17分、注目レフティーの宮崎の右CKがニアへ。最後はゴールエリアでコントロールした安場が、角度のない位置からGKの脇を突く右足シュートで先制点を挙げた。

 市立橘は早川を軸にボールを動かし、高村がタメを作るなど押し返す。そして、ロングスローも交えて反撃。飲水タイムでシステムを変えて守りも安定させていた。だが25分、日大藤沢がカウンターから2点目を奪う。ハーフウェーライン付近で森重が相手DFからインターセプト。右前方のスペースへスルーパスを送る。快足を活かして走り込んだ岡西が相手のチェックを強引に剥がして前進。そして、ラストパスを仲川が右足ダイレクトで流し込み、2-0とした。

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