1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

「アジアをナメてるだけ」の屈辱的敗戦に10番・堂安律「チームが悪い時は俺が必要になってくる」

ゲキサカ / 2024年1月23日 20時49分

「大会前は全選手がコンディションが良かったし、チームがいい状態だった。そこで監督が(選手を)代えづらかったし、調子が良いのに代えられる選手は納得いかないと思うし、その状況は理解していた。ただただチームが悪くなった時には俺が必要になってくると自分のメンタリティー的に分かっている。自分がやってやろうと思っている」

 過去2戦では前半のうちに失点が重なり、苦しい展開に持ち込まれた。その姿をベンチから見つめた堂安は「勝つために最悪、前半0-0でOKという形も持たないといけない。それはW杯で僕らが学んだはずなのにアジア杯でできなくなっているというのは、やっぱりアジアをナメてるだけだと思う。1点差で勝てれば試合は勝ちなので、その感覚はもう一度持たないといけない」と厳しい言葉も口にする。インドネシア戦では立ち上がりから闘う姿勢を見せ、チームを変えていくつもりだ。

「まずはベースのところ。球際であったり、相手より走るとか、セカンドボールを戦うとか、背後を狙うとか、コンパクトなディフェンスで守るとか、抜かれたら一発でファウルでも良いから止めるとか。そういうところをやった上で自分たちのクオリティーを見せれば、絶対に負けちゃいけない相手。まずはそこからじゃないですか」

 チーム内では過去2戦からの反省を活かすべく、選手間のディスカッションが進む。セカンドボールの回収や最終ラインの押し上げなど、細かい部分にも話が及んでおり、敗戦を機に戦術面が突き詰められている。だが、その議論の中で堂安は「何も言ってません」と不敵に笑う。まずは新たに活力を加える者として、闘う姿でもってチームを蘇らせていく構えだ。

「戦術はもちろんあるし、ディテールもいろんな確認はしているけど、そこはもう日本は勝っていると思う。ヨーロッパで僕らは最先端のスタイルでやっている中で、(いまは)そこじゃないのかなと俺は思う。もちろんそこを突き詰めるのは大事だけど、相手が100%以上の力でやってくる中で、それ以上の力を出すのはメンタル的に厳しいかもしれないけど、できる限りそれに近いメンタリティを揃えないとああやって足をすくわれると思う」。

 リーダー宣言から1年、背番号10を託されて半年。真価を見せるべき試合がついにやってきた。

(取材・文 竹内達也)
●AFCアジアカップ2023特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください