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[新人戦]神村学園が雨中の戦いに順応。球際で勝り、技術力も発揮して3-0で決勝進出:九州

ゲキサカ / 2024年2月20日 7時19分

 神村学園は15分に3人替え。予選リーグ初戦以来の出場となったU-17日本高校選抜候補DF鈴木悠仁主将(2年)がボランチの位置に入り、力強い守備を連発する。鈴木を筆頭に各選手が球際で強度の高い守備を続け、マイボールの時間をさらに増やした。

 名和田も「空中戦だったり、球際っていうのは本当に見てた人も思っているだろうし、やっぱり神村が勝っていたと思うので、後半の部分は。ほんとにその一つ一つの小さな球際だったりが、ほんとに勝利に繋がってくるっていうのは、ほんとに改めて感じました」と振り返る。

 神村学園は後半23分、鈴木からの浮き球パスを受けたMF徳村楓大(1年)が縦に仕掛けてゴールライン際からクロス。これをU-17日本高校選抜候補FW日高元(1年)がダイビングヘッドで決めて2-0とした。

 佐賀東のU-17日本高校選抜候補右SB田中佑磨主将(2年)は、「自分らが順応できなかったっていうのが敗因です。(雨でボールが止まる中、)蹴るじゃなくて、彼らみたいにすくう(すくい上げる形で蹴る)っていう技術面で負けてしまった。こういうサッカーにも慣れておかないと、いざってなった時に県大会で負けてしまったりする。今日、経験できたんで、学習したいと思います」と語った。

 神村学園は27分にも鈴木が右サイドから蹴り入れたボールがそのままゴールイン。3-0で2年連続となる決勝進出を決めた。大会を控えた練習試合では、日章学園高(宮崎)や長崎総合科学大附高(長崎)に7失点。有村監督は「ちょっと自信もない感じでした。ちょっとずつ、やれることが増えてくればいいかなと思いながら九州大会に臨みましたけど。それなりの状況にはなってきてんじゃないですかね。もちろん、まだまだですけど」。この試合は選手権で先発した選手たちが負傷欠場。怪我で夏冬の全国大会メンバーから外れた注目MF金城蓮央(2年)も離脱が続いている状況だが、その中でチャンスを得た選手たちのアピールも見られる。

 名和田の合流が大きいことは確かだが、チームは大会中にも成長の跡。決勝は大津とのプレミアリーグ勢対決だ。名和田は「ほんとに去年負けてるので、去年の借りを今年返せるように。本当に決勝も勝利に導けるように頑張ります」。前回大会は決勝で鹿児島城西高(鹿児島)に敗戦。今回は大会最終日も成長することに加え、勝って九州大会を終える。

(取材・文 吉田太郎)

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