[プリンスリーグ関東1部]前後半で展開一変の桐蔭学園vs鹿島学園は1-1ドロー。自信をつけ、全国上位へ
ゲキサカ / 2024年5月13日 17時9分
指揮官は「現状、これが力。彼らが、どれだけ本気になるか。結局は苦しい時、人って何ができるかなんで。良い時は誰でも良いことができる。ただ、苦しい時にどれだけほんとに戦えるか。ほんとに勝ちたいのか。自分が何を手に入れたいのかっていう思いが、覚悟か、口だけじゃなくて、苦しい時にそれが思いっきり発揮できればまあまあ、良いチームだと思います」。苦しい時に力を発揮できるチームになることを期待した。
一方、鹿島学園は2年生が昨年のミズノチャンピオンシップU-16 ルーキーリーグ優勝世代。その2年生と3年生が競争し、チーム力を高めているが、まだまだ若さが出てしまう部分もあるようだ。鈴木監督は「(経験を重ねながら)成熟してくるといいかなって感じですよね。鍛え直して頑張ります」と語った。
また、濱口は「ビビんないことが、一番大事です」とコメント。結果が出ていないことによって、まだ自信を持ってできない一面があるという。ここから結果を残し、変わることができるか。「1個、勝てればまた変わってくると。こうやってやっていくうちにいい試合ができると思ってるんで。少しずつは自信になってるんで、あとは結果っていうところです」と主将は結果によって変わることを誓った。
桐蔭学園はインターハイ予選で激戦区・神奈川県突破を懸けた戦い。鹿島学園も茨城県予選で昨年度日本一・明秀日立高などと全国切符を争う。全国大会でも上位に食い込むポテンシャルを持つ2校。「インターハイではまず勝つってことが大事」(桐蔭学園DF吉垣)、「(予選を突破すれば)全国にいい流れに乗っていける」(鹿島学園MF濱口)。勝って自信をつけ、全国大会で躍進を遂げる。
(取材・文 吉田太郎)
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