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[国スポ少年男子]関東予選の前回王者撃破も自信に。東京都が京都府に6-0で快勝、自分たちのサッカー感と程よい緊張感を持って「アレ」を取りに行く

ゲキサカ / 2024年9月23日 8時44分

後半11分、東京都MF友松祐貴(FC東京U-18、1年)が3点目のゴール

[9.22 国スポ少年男子2回戦 京都府 0-6 東京都 北部グラウンドB]

 東京が強さを見せつけた。22日、「SAGA2024第78回国民スポーツ大会」サッカー競技少年男子の部2回戦が行われ、東京都が京都府に6-0で快勝。東京は23日の準々決勝で福岡県と戦う。

 小野貴裕監督(関東一高)が、「絶対的なエースはいないんですけど、でも逆に言うと、どこからでも点数が取れる」と評する今年の東京が圧巻の6ゴールだ。関東ブロック予選で前回王者・茨城県と対戦。「全国大会の1回戦みたいな感じでやった」(小野監督)という戦いで勝利(4-2)していることも自信になっている。

 前回大会3位経験者のMF今井宏亮(東京Vユース、2年)は、「ほんとに茨城は去年優勝した県だったので、手強い相手だったんですけど、しっかり監督から言われていることを大原則としてチームでしっかり発揮できた」。得意とする狭い局面での崩しを発揮した茨城戦とはやや異なる戦いになったものの、本大会をインパクトのある白星でスタートした。

 東京の先発はGK渡邊麻舟(FC東京U-18、1年)、右SB西澤航星(駒澤大高、2年)、CB安田礼(東海大高輪台高、2年)、CB田中理久(FC東京U-18、1年)、左SB渡邉春来(東京Vユース、1年)、中盤は中央に今井宏亮(東京Vユース、2年)と下吉洸平(東京Vユース、1年)が入り、右に小林瞭介(横浜FMユース、1年)、左にゲーム主将の友松祐貴(FC東京U-18、1年)、前線は四日裕歩(横浜FCユース、1年)と伊藤優(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、中3)がコンビを組んだ。

 一方の京都は、GK麻生太朗(東山高、1年)、右から音和空(京都U-18、1年)、古田快斗(京都U-18、1年)、主将の児玉一成(京都U-18、1年)、山本怜央(京都U-18、1年)の4バック。中盤は大重健二朗(履正社高、2年)、岡本倖汰(京都U-15、中3)のダブルボランチに右SH松本瑛太(京都U-18、1年)、左SH玉山煌稀(履正社高、2年)で構成。そして、永井瞭太郎(京都橘高、1年)と藤井敬士(京都U-18、1年)が2トップを組んだ。

 前半、思うようなビルドアップができていなかった東京だが、「予測と判断っていうところは常にチームでこだわりながら練習して、そこが自分の強みでもあるので、そこはしっかり試合で出していた」という今井が、下吉のサポートを受けながら奪い返しを連発。また、GK渡邊が後方からの声でスペースを埋め、186cmの長身で身体も動くCB安田やCB田中が要所を締めていた。
東京MF今井宏亮(東京Vユース、2年)は奪い返しで貢献
 そして、前半18分には安田のインターセプトから素早くボールを動かし、友松のパスが左の四日へ届く。すると、四日はフェイントを交えたドリブルで中へ運び、右足シュート。鮮やかな一撃で先制点をもたらした。

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