アーセナルMFハバーツ&DFティンバーが“望まぬ記録”を達成

MFカイ・ハバーツとDFユリエン・ティンバー

　アーセナルのMFカイ・ハバーツとDFユリエン・ティンバーが、03-04シーズン以降でプレミアリーグ初となる珍記録を作ったようだ。英紙『ミラー』が伝えている。

　アーセナルは22日のプレミアリーグ第5節でマンチェスター・Cのホームに乗り込んだ。前半9分に先制を許しながらも、22分にDFリッカルド・カラフィオーリ、45+1分にDFガブリエル・マガリャンイスが決めて逆転に成功した。

　MFレアンドロ・トロサールが退場して数的不利となって迎えた後半は守備に重心を置き、マンチェスター・Cの猛攻に耐えていたものの、45+8分に同点ゴールを献上。2-2のドロー決着となった。

　この試合でフル出場したハバーツ、後半ATまでピッチに立ったティンバーだったが、データサイト『Opta』によると、パス成功数はともに「0」。ハバーツは5本、ディンバーは6本のパスを試みるも1本も成功させられなかったという。

　なお、プレミアリーグの試合で89分以上プレーしてパスを成功させられなかったフィールドプレーヤーは、データを集計した03-04シーズン以降で初となったようだ。

　思わぬ珍記録となったが、『ミラー』は「この2人はアーセナルの見事な守備に貢献した」と評価している。
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