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[国スポ少年男子]190cmのサイズとスピード兼備の大器。守りの要として日本一のDF森井莉人(広島ユース)は「伸びしろはかなりあると思う」「世界で…」

ゲキサカ / 2024年9月26日 7時10分

DF森井莉人(広島ユース、1年)は広島県の守りの中心として日本一

[9.25 国スポ少年男子決勝 佐賀県 1-2(延長)広島県 駅スタ]

 スケールの大きなストッパーにとって、貴重な4試合になった。DF森井莉人(広島ユース、1年)が広島県のディフェンスの中心として日本一。「スリーバックの真ん中として、ラインの上げ下げとか、裏のボールのケアとか、そういうのができた。優勝はまだ実感が湧いてないんですけども、今大会2失点で終われて良かったです」と微笑んだ。

 190cmの長身とスピードを兼ね備えた大器。決勝では佐賀県が前線、ゴール前へ入れてくるボールを次々と跳ね返した。また、両脇のDFの背後のスペースも幅広くカバー。延長戦を含めて存在感のあるプレーを見せた。

 大型DFは先輩から学びながら成長中。広島ユースには、身長203cmのU-19日本代表DF木吹翔太主将(3年)がいる。森井はトップチーム昇格を決めているDFから、「ビルドアップの面とか、守備の面とか、試合前とかに結構距離感とかそういうことを教えてもらっています」。大きな背中はいつか、超えたい存在でもある。

「木吹君と同じようにプロ契約して、超えれるように頑張っていきたいです」

 そのためにはまだまだやるべきことがある。国スポの厳しい戦いを勝ち抜き、成長できたことを実感しているが、「いいパフォーマンスができたけど、やっぱまだ足りない部分がある。チームに帰ってもうちょっと、成長できるようにしたい」と語る。

 遠藤真仁監督(広島ユース)からも、「もっとヘディング遠くへ飛ばすとか、もっと声出して、存在感をもっともっと出して欲しい」と求められていた。本人も課題を自覚しており、広島ユースの日常で変えていく意気込みだ。

「サンフレ、やっぱ周りのレベルが高いんで、1年生なんでもっとチャレンジして、どんどん成長していきたい。ほんとにもっと上の舞台でやりたいです。プレミア(リーグWEST)で活躍することが大事なんで、そこを目指していきたい。伸びしろはかなりあると思うんで、もっともっと成長して、世界で活躍できるようにしたいです」

 まずは広島ユースでチャレンジ。より厳しいリーグ戦に出場し、成長できる舞台を手に入れなければならない。伸びしろ十分の大型DFは、チームを優勝へ導いた国スポをブレイクへのきっかけにする。

(取材・文 吉田太郎)

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