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「思ったより力が」大迫がまさかのPK失敗も…神戸は後半ATに追いついて自力優勝の望みつなぐ

ゲキサカ / 2024年11月30日 18時29分

PKに臨むヴィッセル神戸のFW大迫勇也

[11.30 J1第37節 柏 1-1 神戸 三協F柏]

 0-1の状況で、後半アディショナルタイムに獲得したPK。ゴール裏につめかけたヴィッセル神戸サポーターと向かい合う形でペナルティスポットに立ったFW大迫勇也だったが、ゴール右上へのシュートはゴールマウスから外れてしまう。「思ったより力が入っていたのかな……。でも決めないといけないし、反省しています」と回想するが、試合はまだ終わらなかった。

 PK失敗から5分後のアディショナルタイム10分、再びチャンスが訪れる。CKの流れからDF酒井高徳が高いボールをゴール前に入れると、大迫が頭で落とす。落としにDF広瀬陸斗が反応、ボレーシュートを見舞ったがGK松本健太のセーブにあってしまう。そのこぼれ球をDF立田悠悟がクリアを試みるも、神戸の選手に当たってゴール前に。これをMF武藤嘉紀が押し込んだ。直後に副審が旗を上げてオフサイドとなったが、VARの介入後、ゴールが認められた。

 同点弾をあげて神戸サポーターの前で歓喜する武藤のもとへ行き、プレー再開を急がせたのは大迫だった。「あと2分あるって聞いてたんで」。後半ATに2度のVAR介入が入り、13分の表示だったATはさらに伸びて、試合終了の笛が鳴ったのはアディショナルタイム17分だった。「相手も1人少なかったので、チャンスかなと思いました」。大迫は最後まで勝ち点3を奪いにいく姿勢を見せた。

 30日の第37節を終えて、優勝は決まらず、最終節までもつれこんだ。明日1日に行われる第37節で、暫定3位の広島が引き分け以上なら、神戸、町田、広島が優勝を争うことになる。ただし、最終節で自力での優勝の可能性を残したのは、神戸だけだ。「次、勝つだけなんで。切り替えていきます」。神戸の10番は、前を向いた。

 この日が11月で6試合目を戦った神戸の連戦はまだ続く。12月3日に敵地でのACLE・浦項スティーラーズ戦を行い、神戸に戻って、8日にJ1最終節・湘南ベルマーレ戦を迎える。

(取材・文 奥山典幸)
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