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J1優勝争いはし烈な“最終節三つ巴”へ…Jリーグの盛り上がりに期待する町田・黒田監督「みんなが魅了される瞬間が来る」

ゲキサカ / 2024年11月30日 21時27分

黒田剛監督

[11.30 J1第37節 町田 1-0 京都 Gスタ]

 最終節まで優勝の望みをつないだ。FC町田ゼルビアは首位・ヴィッセル神戸と勝ち点3差で暫定2位に浮上。あす試合を行う3位サンフレッチェ広島の存在もあり、優勝争いは最終節で三つ巴の様相となった。試合後の会見で黒田剛監督は「J1リーグの拮抗した状態がファンを釘付けにするだろうし、みんなが魅了される瞬間が来ると思う。Jリーグ全体が盛り上がるという意味で、すごくいい循環が浸透してきている」と現状への思いを語った。

 結果次第では今節にも優勝の可能性は消滅していた。それでも町田は前節・FC東京戦に続く2連勝。前節から3バックに変更した布陣を今節も続け、後半22分にMF相馬勇紀がオウンゴールを誘発した。町田らしい手堅いサッカーで1点を守り切り、1-0で価値ある勝ち点3を手にした。

 優勝争い、またACLE出場争いも懸かっていた。「試合中、情報は少なからず入っていた」と指揮官は明かす。首位のヴィッセル神戸は終盤まで柏レイソルにリードを許しており、一方で4位、5位のガンバ大阪と鹿島アントラーズはリードしていた。「勝たなかったら順位が入れ替わることも含め、ラスト1節で大きく入れ替わることも想定できたので、必ず勝たなきゃいけないことはハーフタイムに選手たちに伝えて送り出した」。タイムリーな情報を与え、それを勝利に結びつけるマネジメントを選択した。

 オウンゴールという形であれ、指揮官は得点を称える。「ちょっとラッキーなゴールではあった。だけど、ゼロで行っていたことがこういうゴールにつながった。何回かチャンスがあるなかでやっと決まってくれたゴール。まさに魂のゴール」と目を細めた。優勝に向けて希望は捨てない。「パーセンテージでは少ない可能性かもしれない。だけどそこを目指して、最後アウェーも勝って終われるように、あと一週間しっかりとコントロールしたい」とけっして諦めない姿勢をのぞかせた。

(取材・文 石川祐介)
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