“新スタ元年”悲願のJ1復帰ならず…開場から3戦3勝だった長崎は大一番で初黒星「本当に悔しい」

[12.1 J1昇格プレーオフ準決勝 長崎1-4仙台 ピースタ]

　10月6日のこけら落としゲームとなった大分戦を含む3試合を3連勝、それもすべて4得点以上を決めて勝利していたV・ファーレン長崎だが、J1昇格プレーオフ準決勝の大事な戦いで新スタジアム初黒星を喫してしまった。

　J2を3位で終えた長崎は、J1自動昇格こそ逃したが、プレーオフのレギュレーションから準決勝、勝ち上がれば決勝も本拠地で開催できることになっていた。長崎の歴代のゲームでも史上2番目となる20001人が詰めかけた大注目の一戦にもなっていた。ただ長崎は仙台に4得点を決められ、下剋上を許す結果に終わった。

　試合後は涙を流す選手も多くいた。下平隆宏監督は試合後のインタビューで「みんなに期待されてJ1昇格を目指していましたが、本当に悔しいゲームになってしまった。今日のゲームに関しては緊張感や独特の雰囲気があった中でPKも取られて不運もあった。もっと自分たちのやってきたことを発揮できれば、違う結果になったと思う」と悔しさをにじませた。
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