続投決意した大岩監督、パリ五輪8強敗退で刻まれた悔しさ「もう少しできたのではないかという思いも…」
ゲキサカ / 2024年12月13日 16時32分
2028年ロサンゼルスオリンピックに向けて再始動となる大岩剛監督は、U-23の“ポストユース”世代の重要性を語った。13日に都内で行われた続投会見で「重要性はパリオリンピックまで率いた2年半で感じたし、それが日本サッカー界において最重要課題。ポストユースを率いる大きさを感じている。その経験を活かせるのであれば」と自身にとって2度目の五輪出場を目指す意気込みを口にした。
パリ五輪は準々決勝で敗退した。しかし、山本昌邦ナショナルチームダイレクターを始めとした日本サッカー協会(JFA)は、難しい選手選考のなかでも8大会連続で五輪出場を決めた大岩監督の手腕を評価。「親近感もあり、謙虚で選手の話も聞き、モチベーターでもある」(山本ND)。結果だけでなく、選手育成も含めたところでの評価を高め、今回の続投に至った。
具体的なオファーはパリ五輪敗退後にあったという。大岩監督は「私自身も振り返りをするなかで、個人的な考えや悔しさも含めて、もう少しできたのではないかという思いも含め、協会と話をしていき、山本NDから続投の話をいただいた」と経緯を明かす。それでも、Jクラブのオファーも含めた多くの可能性を吟味した。
「私自身もいろんなオファーがある中で時間をいただいたのが正直なところ。ただ、クラブを率いることと、日本代表を率いることはまったく違う仕事になる。そういうところは総合的に判断をして、今回の決断をした」(大岩監督)。10月末までにはオファーをしたJクラブと並行して交渉を進め、最終的に再び五輪を目指すことを決意した。
パリ五輪準々決勝でスペインに敗れたことを、山本NDは「スペインにわずかに足りなかった。そのわずかな差を知っている監督が、次の世代にそれを植え付けて成長につなげていく」と強調した。一方で、大岩監督はその“わずか”について「わずかがたくさんあった。それが大きな差になった」と表現。「この年代が国際試合で強い国と戦うことでその差を埋めていく。経験を選手に伝えながら、なんとか乗り越えていけるようにしたい」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ロス五輪目指す日本代表・大岩監督 メダル獲得へキーワードは「継続と一貫」
スポニチアネックス / 2024年12月14日 4時35分
-
Jクラブからのオファーもあった大岩剛監督、ロス五輪目指す決意「パリ五輪の経験を活かす」…宮本恒靖会長&山本昌邦NTDも続投の理由に言及
超ワールドサッカー / 2024年12月13日 23時5分
-
続投でロス五輪目指す大岩剛監督 「目標を明確にしたなかで向かいたい」、来年6月以降にU23アジア杯予選に向け始動へ
ゲキサカ / 2024年12月13日 16時49分
-
【日本代表】再任の大岩剛監督 28年ロス五輪に意欲「パリ五輪の活動の経験を生かしながら」
東スポWEB / 2024年12月13日 16時9分
-
大岩監督へ再オファー…JFAが続投背景を説明、五輪8強止まりも「高い評価があった」
FOOTBALL ZONE / 2024年12月13日 14時26分
ランキング
-
1残りはイチロー氏ただ1人…明らかになった「19/19」 251勝左腕は脱落、快挙へまた前進
Full-Count / 2024年12月13日 16時56分
-
2J1福岡、金明輝氏の監督就任を発表 過去のパワハラ巡り異例の陳謝「皆様をお騒がせして申し訳なく思っております」
FOOTBALL ZONE / 2024年12月13日 16時2分
-
3絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月11日 11時32分
-
4ドジャース・フリーマン WS第1戦の逆転サヨナラ満弾球がオークションに
スポニチアネックス / 2024年12月14日 2時30分
-
5ウインターミーティング閉幕 佐々木朗希は「ドジャースではなくパドレス」米記者が予想
スポニチアネックス / 2024年12月14日 2時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください