ヤクルト高津監督続投も《投手陣の整備は絶対条件》…マエケンでも取らなきゃ来季も苦戦必至
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月25日 11時27分
高津監督(C)日刊ゲンダイ
4年ぶりの最下位が現実味を増す中、ヤクルトの高津臣吾監督(55)の来季続投が決まった。昨24日、都内で会談した球団幹部から要請を受けて受諾。正式発表された。
すでにヤクルトの2年連続Bクラスが確定しており、最下位を争う中日の立浪監督は一足早く今季限りでの辞任を表明した。今季が2年契約最終年の高津監督の去就も注目されていたが、
「衣笠球団会長が2021年からのリーグ連覇を高く評価しているし、22年シーズン後に新たに結んだ2年契約が実は来季までの3年契約含みという話もあった。6年目の来季も指揮を執ることは既定路線でした」
とは、球団OB。来季が進退を懸けた勝負の1年になるわけだが、18もの借金を抱える今季の戦力のままでは苦戦するのは目に見えている。
「特に投手陣の整備は絶対条件です。今季もリーグ最下位のチーム防御率は2年連続でセのワースト。遡れば、ここ10年で6度も防御率が最下位になりながら、球団が効果的な補強をできなかったわけです。先発もリリーフも駒不足という脆弱な投手陣をカバーしてきた打線が、山田哲人の衰えや相次ぐ故障者で往時の迫力を失ってきているだけに、投手強化は待ったなしです。20年から編成トップを務めてきた小川GMの今季限りでの退任が確実視される中、FAはもちろん、先発ローテから外れて日本球界復帰のウワサが消えない米タイガースの前田健太にも本気でアタックするくらいでないと来季も戦えないと思います」(前出の球団OB)
この日、高津監督と1年契約を結んだ球団の林田社長は、「経験、リーダーシップ、どこにでもおられる人材じゃない」と改めて指揮官への信頼感を口にしたが、絶賛する能力を生かすも殺すも球団のバックアップ次第ということになる。
◇ ◇ ◇
話題に乏しい今季のヤクルトがもっとも注目を集めたのは、畠山コーチが6月に金銭トラブルによる電撃退団だろう。畠山コーチは現役時代から奔放な性格で知られていて、球界内からは「驚愕愚行録」が数多く聞こえている。いったいどんな内容なのか。
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