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高嶋ちさ子「高い好感度」の源泉 ボトックス失敗→回復を自虐ネタにできる絶妙な「バランス感覚」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月26日 9時26分

高嶋ちさ子「高い好感度」の源泉 ボトックス失敗→回復を自虐ネタにできる絶妙な「バランス感覚」

高嶋ちさ子(C)日刊ゲンダイ

 バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子(56)がインスタグラムを更新し、フリーアナの木佐彩子(53)・石井一久(51)夫妻と焼き肉を楽しむ様子をアップ。〈だんだん顔も治って来たので、気分も良く焼肉来たよ。木佐にはキョロちゃんに似てるって言われたけど…。大丈夫もう少しで治るから〉と報告した。

 高嶋は、13日放送の「ザワつく!金曜日」(テレビ朝日系)で、韓国で美容施術を受けたが、失敗したことを明かしていた。番組では、「(眉間のシワ取りに使った)ボトックスが余ったからいろんなところに打ってあげる」と過剰サービスを受け、顔のあちこちに打たれ、1週間ほどすると顔が動かなくなり、話しにくくなったと説明していた。鼻の下が伸び切ったようになってしまい、父親から「カラス天狗」、姉から「スネ夫」、長男からは「トカゲみたい」などと言われたことを明かし、笑わせていた。

 今回のインスタでは、問題の鼻の下に割り箸をあて、おどけた写真をアップしている。あるテレビ局関係者はこう話す。

「お忍びで韓国にボトックス注射を受けに行く中高年の女性タレントは本当に多い。不自然に顔がパンパンになっていたり、シワがなくなっている人は何となくわかります。しかし指摘を受けることを察して、自分からぶっちゃけてしまうのは、いかにも高嶋さんらしい」

 確かに、シワとりのためのボトックス注射は、一般人にとっても身近なものになりつつある。しかしその失敗を自らカミングアウトしてネタにするとは、なかなか勇気がいる行為ではないか。Web「タレントパワーランキング」(アーキテクト)ほかで芸能人の取材や人気分析を手掛ける女優・男優評論家の高倉文紀氏はこう話す。

「高嶋さんは、本来は育ちのいいセレブな“美人バイオリニスト”でありながら、お高くとまったところが皆無。今回のようにぶっちゃけたり、家族のことや、子供がゲームばかりやっているのでゲームを壊したとか、時には自虐も交えながら包み隠さず話すので、親近感が増すんだと思います」

 しかし、何でもオープンに話せばいいというものでもないとして、こう続けた。

■高いバランス感覚

「SNSの時代、芸能人も自身のプライベートの扱いは難しくなっています。俳優さんなどは、あまりプライベートを出さない方がいいとも言われますが、バラエティーを中心に活躍するタレントさんの場合、日常の出来事を積極的に出すことが好感度につながります。しかし、それはもろ刃の剣のところもあります。下手なことを言うと炎上しますからね。そのあたりは、高嶋さんの場合、世間の人からどう見られているのか、細かくチェックしているはずで、非常にバランス感覚に優れていると思いますよ。傍若無人にズバズバ言っているようでありながら、視聴者が潜在的に思っていることを的を射て代弁しているところが視聴者にとって爽快感があるんでしょうね。それが女性からの大きな支持につながっていると思います」(高倉氏)

 今回のボトックス注射の失敗も、考えようによっては、結果的に世間の関心に応えて高嶋が体を張って体験ルポをしたと見ることもできる。視聴者を楽しませる高嶋の“ザワつく”日常は好感度の源泉になっているようだ。

  ◇  ◇  ◇

 高嶋ちさ子が出演する毎年の年越し番組「ザワつく! 大晦日」だが、2021年からは民放トップの視聴率を誇っている。●関連記事【もっと読む】紅白歌合戦「裏番組」視聴率対決でテレ朝「ザワつく!」が3年連続で圧勝したワケ…では、その秘密に迫っている。

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