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ゆりやんレトリィバァ世界進出へ! Netflix「極悪女王」大ヒットが“名刺代わり”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月27日 9時26分

ゆりやんレトリィバァ世界進出へ! Netflix「極悪女王」大ヒットが“名刺代わり”

ゆりやんレトリィバァ(C)日刊ゲンダイ

 Netflixシリーズ「極悪女王」で、主人公で悪役女子プロレスラーのダンプ松本(63)を演じた、ゆりやんレトリィバァ(33)の“女優評”が爆上がりだ。ラジオでは爆笑問題や有吉弘行(50)などが大絶賛。Xでは氣志團・綾小路翔(48)、大槻ケンヂ(58)、講談師の神田伯山(41)なども称えた。

 本作は、80年代の女子プロレスブームで“日本一嫌われたヒール(悪役)”ダンプの半生に着想を得たフィクション。ダンプのライバルだったクラッシュギャルズの長与千種(59)役を唐田えりか(27)、ライオネス飛鳥(61)役を剛力彩芽(32)が演じ、レジェンドタッグのビューティ・ペア、ダイナマイトギャルズ、ダンプ率いる極悪同盟も完全再現。およそ4年前から古参のプロレス関係者にリサーチして建設された全日本女子プロレス興業(すでに解散)の自社ビルや、応援グッズ、プロレス週刊誌やポスター、親衛隊や試合会場などもリアルに復元した。

 女子プロレスラー役の俳優たちは10~13キロも増量したが、ゆりやんは40キロもアップ。ハリウッド女優並みの根性を見せた。ゆりやんにとって本作は、アメリカ進出への足がかり。オーディションに合格した2020年から来たるべきXデーを見定めており、今年12月の移住を決心。9月、レギュラー出演していた「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)も卒業した。

 そもそもゆりやんは、お笑いエリート。吉本興業が運営するタレント養成学校のNSC大阪校を首席で卒業し、デビュー4年後に「第1回女芸人№1決定戦 THE W」で優勝。21年には「第19回R-1グランプリ」も制して、女性芸人のトップに立った。

 それでも「アメリカで成功したい」夢を持ちつづけ、19年にアメリカの有名公開オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にエントリー。角刈りのカツラをかぶって米国旗の水着を着用、手首を回す謎のダンスをして喝采を浴びた。

 この数年はアメリカに拠点を移す芸人が多く、ピース・綾部祐二(46)、ウーマンラッシュアワー・村本大輔(43)、昨年は、たむらけんじが50歳で移住した。そんななか、俳優、モデル、ファッションプロデューサー、アーティストなどジャンルレスで活躍するのは、21年からニューヨーク在住の渡辺直美(36)。SNSの総フォロワー数1480万人で、芸人でぶっちぎり。ゆりやんは、「そんな“女帝”に近づける」とプロレス記者でエンタメライターの伊藤雅奈子氏は期待をかける。

「世界190以上の国と地域で配信されている『極悪女王』で主役を演じたことは、効力抜群の名刺となるはず。無謀なウエートコントロールをして役に没入する姿勢は、芳しいジャッジにつながるでしょう。くしくもアメリカではこの数年、世界最大のプロレス団体・WWEで多くの日本人女子プロレスラーが大成しています。彼女にとって、これほど整った道筋はないといえます」

 総フォロワー数は150万人足らずで、渡辺の足元にも及ばない。しかし、作品はアメリカやイギリスからのアクセスが多い。“極悪クイーン”ゆりやんの名がワールドワイドに浸透するのは時間の問題だ。

  ◇  ◇  ◇

【極悪女王】は1980年代の女子プロレスブームが忠実に再現されているという。●関連記事【もっと読む】ゆりやん主演Netflix「極悪女王」配信スタート! 80年代女子プロレスブームついに海を越える…では、その再現度の高さについて伝えている。

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