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《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月1日 9時26分

《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

今田美桜(C)日刊ゲンダイ

 今田美桜(27)が主演を務める2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の追加キャストが先日発表され、豪華すぎると話題になっている。

「あんぱん」は実在の人物である小松暢さんをモデルとした朝田のぶを今田、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海(27)がそれぞれ演じる。すでに松嶋菜々子(51)、二宮和也(41)、竹野内豊(53)らキャストが発表されていたが、今回追加で発表された高橋文哉(23)、瀧内公美(35)、志田彩良(25)、ソニン(41)、山寺宏一(63)といった出演者も豪華。

「あんぱん」のキャストの豪華さが話題となっている一方、現在放送中の「おむすび」は、第4週に世帯平均視聴率が12%台まで下落。阪神・淡路大震災で被災した米田家の過去が描かれた第5週は平均視聴率は14%台まで回復したものの、前作「虎に翼」や前々作の「ブギウギ」に比べると、いまだ低空飛行が続いている。

 そして第8週からは、栄養専門学校に通い始める主人公を描く「神戸編」がスタートしたが、視聴者からは《なんか既に、次のあんぱんのほうが楽しみになってしまっている》《今の朝ドラ心躍らないのであんぱん待ち遠しいですね》といった声も。朝ドラ視聴者の関心はすでに次期朝ドラの「あんぱん」に移ってしまっているようだ。

「業界内でも、今後の朝ドラでヒロインの夫役などのメインで抜擢される可能性が高い人物として名前が挙がっていた高橋文哉さんが、のぶの夫・柳井嵩の親友役を演じるということで、視聴者からは《朝ドラ相手役で良さげなのにあんぱんは彼を何番手で起用するの? 恐ろしいほどに豪華》と期待の声が続々と上がっています。一方『おむすび』は、キャストのイケメン不足を指摘する声もあります。『あんぱん』の追加キャストが話題になればなるほど、『おむすび』の低調ぶりが際立ってしまう印象もあります」(ドラマ制作関係者)

ヤンキーキャラ・山本舞香の“圧”も消えそうで…

 追加キャストといえば「おむすび」は「神戸編」から山本舞香(27)、平祐奈(26)、小手伸也(50)、相武紗季(39)、松井玲奈(33)らが登場。19日放送回では、山本舞香演じる専門学校生・矢吹沙智が、主人公の米田結(橋本環奈=25)に「ここ栄養士の学校やねんけど」「ほな、何? その格好」「あんた、なめとん?」と詰問するシーンが描かれた。

「ヤンキーキャラを前面に出している山本さんとしては、さすがの圧の出し方でしたが、ギャルイメージが定着している山本さんがギャルを否定する物言いをする姿や、先生でもないのに専門学校で、いきなりクラスメートの容姿に文句をつける描写に違和感を抱いたという視聴者も多かったようです。ほかにも丁寧に描いてほしいところを描かずに、急に2年後に話が進んだり、結婚前提の交際宣言など、唐突に出てくる話が多く、主人公や周りの人に共感できるポイントも少ない印象です」(同)

 12月2日から第10週に突入。ヒロインがいよいよ栄養士になる夢に向かって走り出した「おむすび」だが、「あんぱん」に良いバトンを渡すことができるか?

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