桜を見る会 大メディアが伏せた昭恵夫人の異常テンション

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年4月17日 16時19分

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「桜を見る会」の安倍夫妻(右=観客とハイタッチしまくる昭恵夫人)/(C)日刊ゲンダイ

 今泣いたカラスがもう笑うとは聞くが、「知命」の齢に達したご婦人が泣いたり笑ったり、わずかな間に表情をくるくる変えるのは、マトモな精神状態と思えない。それも公の場で、である。15日に新宿御苑で開かれた安倍首相主催の「桜を見る会」。夫に同行し、10日ぶりに姿を見せた昭恵夫人は異彩を放っていた。

■反省ゼロの大ハシャギ

「もともと天真爛漫な方ですが、とにかく感情の起伏が激しいのです。見ている方がヒヤヒヤするほどでした。1万6500人の招待客の大半は、安倍首相ファンの関係者。森友学園疑惑で批判の矢面に立つ昭恵夫人に同情する向きは少なくない。挨拶して回り、写真撮影に応じる昭恵夫人に〈頑張って〉〈応援してます〉なんて声も掛かる。それで涙ぐんだかと思ったら、喜々とした表情で招待客と延々ハイタッチ。安倍首相に後れを取るのもお構いなしのはしゃぎっぷりで、警護するSPも当惑している様子でした」(出席者のひとり)

 春爛漫の陽気に咲き誇る大輪の桜。浮かれ気分になるのは分からないでもないが、ちょっと異様なテンションだ。大丈夫か。

「昭恵夫人は非常に活動的で華やかな場所を好む傾向があります。バッシングされ、自重を余儀なくされた後、久々の晴れやかな舞台で気分が高揚。フタがはじけ飛ぶように、感情を爆発させたのでしょう。心配なのが、その先です。〈ほぼ直感で生きている〉と発言している通り、彼女は物事を深く考えず、目に見えるものをそのまま受け入れてしまう嫌いがある。招待客の優しい声掛けに、〈私は許された〉と思い込んでしまった可能性がある。その安堵感も、感情を高ぶらせた要因ではないでしょうか」(明大講師の関修氏=心理学)

■待ち受ける“お付きの職員”の刑事告発

 良識があれば、TPOを差し引いて現実を見極めるものだが、超お嬢さま育ちのアッキーに、それは難しい相談なのか。何せ、周囲がススメれば、大麻も教育勅語も是認するユルサである。

 もっとも、世間は甘くない。閣議決定で「私人」と認定された昭恵氏のメチャクチャな“公私混同”は、どんどん明らかになっている。2016年の参院選で昭恵氏が与党候補の応援に入った際、内閣総理大臣夫人付の政府職員が計13回も同行。当初は1回だけだとトボケていたが、野党議員から質問主意書を出されて渋々上書きした。

 これを問題視した市民団体「森友デモ実行委員会」は16日、約200人を集めて議員会館前で集会。20日に国家公務員法違反(政治的行為の制限)の疑いで夫人付の職員を刑事告発する予定だ。安倍夫妻への告発も検討しているという。

 官邸サイドは「政治活動の制限には十分留意していた」などと異論封殺に躍起だが、05年衆院選の厚労省課長補佐(当時)の判例がある。この職員は投票日前日、東京・世田谷の警視庁職員官舎のポストに「しんぶん赤旗」の号外を投函。国家公務員法違反で送検され、12年の最高裁判決で有罪が確定した。

 まだまだ幕引きと思ったら大間違いだ。

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