【立川市】都民ファーストが公認候補を立てるかが問題

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年5月20日 9時26分

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酒井大史(左)と清水孝治/(C)日刊ゲンダイ

【立川市(定数2)】
○清水 孝治51 自現
 浅川 修一61 共元
○酒井 大史49 無(都)現
※無(都)は無所属で都民ファースト推薦

「都民ファーストが公認候補を立てるか立てないか。それに尽きる」

 酒井、清水両陣営は、そう口をそろえる。

 5期目を狙う酒井は、地元衆院議員の長島昭久元防衛副大臣(比例東京)と「行動を共に」して民進を離れ、都民ファーストの推薦を得ている。

 ゴールデンウイーク最終日の7日午後、その長島と一緒にJR立川駅前に立った。

「築地市場の移転問題の話をすると、やはり有権者の足が止まりますね」と言う酒井は百条委の副委員長を務め、テレビの情報番組などに出演する機会も増えた。

「おかげで、街を歩いていても『テレビ、見ましたよ』と声がかかるようになりました。一方で議会のほうが忙しく、なかなか地元のあいさつ回りが進みません。地上戦の遅れを、“スーパー空中戦”でカバーしていますね」と苦笑いする。

 対する清水は前自民都議から地盤を引き継ぎ、前回トップで初当選している。12日早朝、JR西立川駅に吸い込まれていく会社員や学生に向かって「劇場型の都政から、安定した都政に」「築地市場の早期移転を」「小池都知事は英断を」などと訴えた。

 記者が声をかけると、清水は「(都民ファーストは)そんなに強いんですかね」と冗談めかして“逆取材”してきたが、「公認候補が立てば、もちろん情勢は一変するでしょう」と気になる様子だった。

 地元関係者が言う。

「立川の前回の投票率は37%と平均(43%)より低かった。今回は確実に上がるでしょうし、現時点までの世論調査を見る限り、上積みは小池人気にあやかれる酒井に回るはず。共産元職の浅川も決して弱くはないんですが、キャリアと調整力の酒井、組織力の清水には一歩及びません」

 順当にいけば酒井、清水の得票数争いになるとみられているが、それも都民ファーストの今後の出方次第だ。

「都民ファーストは公認候補を立てようと、地元の自民市議に声をかけて断られたようです。もともと立川は都心に比べて地域のつながりが固く、落下傘候補を好まない傾向が強い。よほどの有名人でない限り、難しいでしょう。立てたとしても確実に勝てるかどうか、です」(都庁番記者)

 成り行きに注目だ。

(次回は三鷹市)

○当選圏内
△優勢
△+拮抗でやや優勢
△-拮抗でやや劣勢
▲劣勢
予想はジャーナリストの鈴木哲夫氏

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