NHK杯9連覇かかる内村航平 世界体操Vは“激辛ジャッジ”が敵

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年5月20日 12時51分

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白井と話す内村だが…(C)日刊ゲンダイ

 体操の世界選手権(10月、カナダ・モントリオール)の代表選考会を兼ねたNHK杯(20~21日)の公式練習が19日に行われ、同大会9連覇がかかる内村航平(28)らが調整した。

 4月の全日本選手権で10連覇を達成した演技内容からも、内村の代表入りはほぼ確実。今大会で優勝すれば、個人総合40連勝となり、世界選手権への弾みとなる。モントリオールでは世界7連覇を目指すことになるわけだが、本番では審判に足を引っ張られかねない。

 体操界では今季から新ルールが適用され、現状ではまだ、各大陸、各国の審判によって採点基準、解釈はマチマチなのだ。現状、ジャッジは欧州では厳しく、日本を含めたアジアは甘いとされている。

 実際、昨夏のリオ五輪個人総合で内村と接戦を演じたオレグ・ベルニャエフ(23=ウクライナ)は、今年4月の欧州選手権で優勝するも、6種目合計は内村が全日本選手権でマークした86.350を下回る85.866点。関係者からは「演技は良かったが、やはり欧州は採点が辛い」との声が出た。単純にスコアだけで判断しても、全日本選手権であれば白井健三(86.100)に次ぐ4位になる。

 内村は今回のNHK杯、全日本選手権予選でミスが出た平行棒の難度を落とすなど安全策で臨む。世界選手権では欧州審判の厳しいチェックに対応できる演技構成が必要になる。


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