交流戦10位の惨敗…巨人3位狙いへ暗雲垂れ込める“故障禍”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年6月19日 12時7分

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右膝を押さえて悶絶する阿部(C)日刊ゲンダイ

 18日のロッテとの交流戦最終戦。巨人は亀井の劇的な逆転サヨナラ弾で延長十二回の試合にケリをつけた。直前のマギーが3度敬遠され、それまでの2度は凡退。まさに3度目の正直となった。号泣しながらホームインしたヒーローを抱きかかえた高橋由伸監督(42)は「チームと自分で自分を救った一打だった」と賛辞を贈った。

 が、阿部慎之助(38)については表情を曇らせた。六回の第3打席で、顔面付近の直球に体をのけぞらせて後ろに転倒した際、体重がかかった右膝を負傷。そのまま途中交代となった。

 2打席連続アーチを放ち、通算383号で球団歴代単独3位に浮上した直後のアクシデント。高橋監督は試合後、「まだ聞いていないので何とも言えない」と、こちらは心配顔である。

■心配される主力の故障離脱

 巨人は最後の2カードを5勝1敗で乗り切ったとはいえ、交流戦は13連敗中の9連敗を含む6勝12敗で10位と惨敗。交流戦前まで5.5ゲームだった首位広島との差が、11.5ゲームに広がった。

「現在4位の巨人は、07年から始まったCSに出られなかったことが一度もない。球団83年の歴史上、一度しかない最下位だけは回避しつつ、これからはAクラス入りの3位が現実的な目標になってしまった。ただ、13連敗などがあり、交流戦でかなり無理をしてきた主力が多い。膝が悲鳴をあげた阿部がそうだし、首脳陣が一番心配しているのが坂本。足に不安を抱えながら3月のWBCから出ずっぱり。打率.332でチームを牽引している。ただ、大差の試合終盤は、ベテランのようにベンチに下がることが多い。今月から合流している陽も下半身の張りの再発の可能性があって途中交代をしたことがある。沢村や山口鉄ら故障者はいても、菅野、坂本、阿部といった主力が揃っているのが救いだった。陽を含め、坂本、阿部あたりが離脱したら、13連敗以上の惨状になりかねない」(チーム関係者)

 大型連敗を止めた反動が、主力の故障となって表面化する可能性があるというのは穏やかではない。


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