日本ハム残留の中田翔 護摩行で誓った“来季こそFA移籍”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2017年11月15日 12時3分

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大谷のメジャー挑戦には「大きな穴ができてしまう」と語った/(C)共同通信社

「球団といろんな話をさせてもらって、残留することに決めました」

 14日、札幌市内の球団事務所で行われた記者会見。日本ハムの中田翔(28)は、サッパリした表情で切り出した。

 今季取得した国内FA権を巡っては当初、「阪神移籍が既定路線」と言われた。本人も親しい関係者には、「金本さんのところにお世話になる」と漏らしていたが、相思相愛だと思われたその意中の球団は、本格的に若手育成へ方針転換。自身の今季の成績低迷(打率.216、16本塁打、67打点)もあり、他球団の反応は芳しくなかった。

 中田がオフレコで「福良さんのとこもええかなぁ」と言っていたオリックスも最後まで獲得に積極的な姿勢を見せず。会見で、「結果を残していないのに、あれだけの声援をもらった。心の底からうれしかった。そういう気持ちを持っている皆さんを裏切れない」と残留を決断するに至った理由を話したが、“引き取り手がなかった”というのが真相である。

 この日の契約更改では8000万円ダウンの球団提示をのみ、年俸2億円プラス出来高払いでサイン。取得したFA権は行使せず、1年契約を結んだ。来季以降のFA権行使に可能性を残したわけだが、移籍するにはもちろん、他球団が欲しいと手を挙げるだけの成績を残すのが前提になる。

「今季の数字にはさすがに忸怩たる思いがあるようです。球団関係者は眉にツバするかもしれませんが、心機一転、一からやり直すという決意を持っています。今月初めには、大阪の寺にひとりで出向き、護摩行をやったといいますからね。燃え盛る炎の前に正座して経を読み、煩悩を焼き尽くして復活を誓ったそうです」(球界OB)

 来季はドラフト1位の清宮幸太郎(早実)とポジションを争う可能性もある。

 中田は「一塁手でかぶっちゃう。有名な選手ですから。ちょっと必死にならないと」と冗談めかしたが、高卒新人に出場機会を与えるようでは、今後もFA移籍などできやしない。

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