「俺は負けるつもりない」中田翔が明かした清宮への本音

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年2月14日 9時26分

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今季からキャプテンを務める中田翔(C)日刊ゲンダイ/石井俊平

「清宮の守備? そりゃまだまだ上手とは言えないけど、俺の1年目よりマシでしょ」

 今季からキャプテンを務める中田翔(28)が清宮幸太郎(18=早実)についてこう語った。

 プロでの実績は違えど同じ一塁手。清宮は右手親指のケガもあり、キャンプの大半は守備走塁の基礎練習に費やした。一塁のカバーリングやサインプレーについて、中田が清宮に教える場面もある。キャンプ中、「マイペースなところはいい。ちょっと変わっているのかなというところもチラホラありつつ。本当にかわいらしい」と話したことがあったが、本音ではどう見ているのか。

「彼なりに毎日、守備は頑張っていると思うし、守備が下手という報道もあったけど、そんなひどいわけじゃない。ボールを捕ることに関してはまあ、捕ってるからね。細かいプレーはまだわからないから誠さん(金子コーチ)から教えてもらっている。打撃ができないことが続いて、楽しくなかったかもしれないけど、ありがたいことなんだとしっかり受け止めてね。

 たとえば自ら率先して『(居残りで)守備練習を30分やっていいですか』というような姿勢を早くから身に付けておけば、周りの目も変わる。もっとかわいがられると思うし、コーチももっと、親身になって教えてくれると思うよ」

 清宮が新人でただひとり一軍キャンプに帯同していることについては、こう言う。

「他の1年目の子は絶対やってやろうという気持ちになっていると思うよ。清宮はケガをして打撃ができない状況でアリゾナに来たけど、体が万全なのに連れてきてもらってない子もいる。俺も同期からの意識はすごかった。(同期が合流する可能性のある)沖縄に行ってからどうなるかだよね」

■「選手全員がライバルだから」

 中田自身も高卒1年目から一軍キャンプを経験した。

「俺のときと今とでは環境が全然違う。試合終わってから100本ノックを受けてたし、表ではチヤホヤされていたけど、裏では先輩たちが厳しかったからね。『オマエ、もっとしっかりやれ』と叱られたし、『しょせん、中田翔は高校までの名前だな』と言われたこともあった。そういう叱咤激励の中でやってきた。決してライバル心は忘れるなと。選手全員がライバルだから。周りが言うことじゃない。自分自身で区切りをつけていかないと。打撃ができるようになって、どう感じていくか」

 中田自身にとっても清宮は一塁のポジションを争うライバルだ。昨オフには「ちょっと必死にならないといけない」とも言っていた。

「それは清宮に限らず、選手全員が持つべきものという意味で言ったこと。俺自身、本当の気持ちを聞かせてくれというなら、(清宮に)負けるつもりはないし、負けてるとも思わない。常に自分の気持ちを引き締めて野球をやることも大事だよと。レギュラーだからとのんびりしていたら、足をすくわれるからね」

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