「高梨関連株」も急騰 波乱相場を救う五輪メダルラッシュ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年2月15日 9時26分

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会見にはスポンサーのロゴも(高梨沙羅選手と原大智選手)/(C)共同通信社

 兜町は五輪のメダル獲得に沸いている。2月に入り、相場は暴落に次ぐ暴落だっただけに、明るい話題にホッとひと安心といったところだ。

「13日は、ジャンプで銅メダルを獲得した高梨沙羅選手の関連銘柄に注目が集まりました」(市場関係者)

 高梨が所属するクラレや、スポンサー契約を結ぶ資生堂の株価はポーンと跳ねた。高梨がCM出演する「きゅうりのキューちゃん」で有名な東海漬物(非上場)が筆頭株主のピックルスコーポレーション(「ご飯がススムキムチ」など)の株価も上昇した。

「ここ数日で株価の底値も見えてきたし、いまはメダル獲得など好材料に敏感になっています」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)

 市場は次のメダル候補に熱い視線を注ぐ。ノルディック複合(14、20、22日に出場予定)で金メダルが期待される渡部暁斗が所属する北野建設の株価は、すでに上昇気流に乗っている(きのうは4%高)。

 フィギュアの羽生結弦はANA、宇野昌磨はトヨタ自動車の所属。スピードスケート1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆が、姉の菜那らと出場する「チームパシュート」(団体追い抜き)は日本が世界記録を持っているだけに金メダル候補だ。

「菜那選手の所属する日本電産サンキョーは、東証1部上場の日本電産の子会社です。こうしたメダル候補の関連銘柄だけでなく、今後はスキー用品などを扱うアルペンやゼビオHD、ヒマラヤも注目されるでしょう。スキー場運営の西武HDや日本スキー場開発も物色の対象です」(証券アナリスト)

 自宅でゆっくり五輪観戦となれば、出前仲介サイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会や、宅配寿司「銀のさら」のライドオンエクスプレスHDの売り上げはアップしそうだ。

 IOCワールドワイドスポンサーのブリヂストンやパナソニック、JOCゴールドパートナーのアサヒグループ、みずほFGなどの株価アップも期待できる。

 冷え込んだ株式市場をメダルラッシュが救うかもしれない。

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