東洋大コールド負け ドラ1候補を巨人スカウトはどう見た?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年6月14日 12時43分

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コールド負けとなり天を仰ぐ東洋大・梅津(C)日刊ゲンダイ

 全日本大学野球選手権は13日、2回戦が行われ、ドラフト1位候補右腕3人を擁する東洋大(東都)が九産大(福岡6大学)に3―10で7回コールド負けを喫した。

 最速151キロの先発・上茶谷大河(4年=京都学園)が誤算だった。二回に4安打を浴びて3失点。三回に1死満塁のピンチを招いて降板。右くるぶしに打球を受けた影響で4月10日以来の公式戦登板となった、最速153キロの2番手・梅津晃大(4年=仙台育英)も勢いを止められない。連続適時打を浴び、0―7とされた。五回には9番打者にソロ本塁打。3―8で迎えた七回にも2打席連発となる2ランを打たれ、コールド負けが決まった。

 ネット裏で視察した巨人の岡崎スカウト部長がこう言う。

「上茶谷は(5月29日からのリーグ戦最終節で)3連投した疲れが残っていたね。復帰した梅津は故障明けだしね。梅津はリーグ戦で1回しか見たことがなかったから、見られてよかった。2人とも1試合打たれたからって評価は変わりません。ドラフト1位? 投手か野手かもまだ決まっていません。今年は昨年の清宮のような軸になる選手がいない。一軍は投手陣が苦しい? まあ、野球は投手だから。8割方ね。だから支配下の半分は投手なんだよ。それだけ必要で、それだけ難しいということ。だからいい投手は毎年欲しいよ。でも、今年は特にそうかもしれない」

 岡崎スカウト部長はさらに「去年は1位の鍬原以外は全員野手。おととしは1位の吉川尚以外は全員投手を指名したから、今年は8人取るなら、4、4。6人なら3、3とか、バランス良く取ります」と構想を明かした。

 別のスカウトによれば、この日登板機会がなかった最速155キロの甲斐野央(4年=東洋大姫路)を含めた東洋大の3人衆は1位候補。加えて、「パナソニックの吉川、ホンダ鈴鹿の平尾、瀧中、東芝の岡野らの社会人を含め、今年の1位は即戦力投手になる可能性が高い」と言う。

 試合はソフトバンクに2―4で敗れ、借金3となった巨人にはやはり、投手が必要のようだ。

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